四天王寺の万灯供養 | 鉄道で行く旅

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大阪・四天王寺のお盆風景を味わうために四天王寺まで出かけました。

撮影日は2023年8月10日です。

OsakaMetro谷町線の四天王寺前夕陽ヶ丘駅です。

 

駅から四天王寺に向かう道は旧熊野街道です。

 

四天王寺中之門から四天王寺に入っていきます。

 

 

四天王寺の令和5年度の、お盆の先祖供養・万灯供養法要は8月9日~16日です。

四天王寺の細かい日程としては、千日詣りが8月9日~10日、盆踊りが8月11日~12日、盂蘭盆会が8月13日~16日です。

 

地蔵山(地蔵堂)です。

 

三面大黒堂です。

 

地蔵堂の地蔵たちです。奉納する人が多いのか、年々、地蔵の数が増えてきています。

 

四天王寺の仏足石です。仏足石(ぶっそくせき)とは、釈迦の足跡を石に刻み信仰の対象としたもので、古来の仏足石は仏像が作られる以前から崇拝の対象になっていました。

 

奈良・薬師寺の国宝「仏足石」と国宝「仏足跡歌碑」のパンフレットです。(本体は撮影禁止でしたのでパンフレットを購入しました)

仏足石は釈迦の足跡を石に刻んだものです。仏足石は大きな寺院にはよくあるものですが、奈良の薬師寺には唐から伝来した直後の国内最初期の(西暦753年に作られた)仏足石があるのです。

 

四天王寺の亀の池と六時堂です。

 

「高野まき」を売っている店が出ていました。

これを見て、京都の六道珍皇寺の「六道まいり」を思い出しました。

 

亀井堂です。私の家も、母の代までは、彼岸などには、この亀井堂に参詣していました。

 

お盆の期間なので、中央伽藍の拝観は無料でした。夜に行われる万灯供養(17時15分頃に点灯)のセッティングがされています。

 

(参考画像)

2017年8月16日の夜に撮影した四天王寺の万灯供養です。

 

四天王寺の五重塔です。

 

今回は五重塔に入りませんでしたが、お盆期間なので拝観は無料です。

2017年8月11日に五重塔の5階から撮影した画像です。

 

四天王寺の金堂です。

 

四天王寺の西大門(通称・極楽門)です。コロナ禍中は使用禁止だった転法輪が復活していました。

 

使用可能に戻っていた西大門の転法輪です。

 

使用禁止のときの転法輪です。(2020年3月)

 

四天王寺の親鸞聖人像です。

 

四天王寺四石の一つである引導石です。

古記録によりますと、緒人葬送の時に棺を引導石の前に置き、無常院(北引導鐘堂)の鐘を三度鳴らすと、お太子様がこの石に影向ありて亡魂を極楽浄土の世界にお導きくださるという伝説があり、太子信仰と浄土信仰を結ぶ重要な霊跡となっています。

 

四天王寺西門の石の鳥居(重要文化財)です。

鳥居上部の嘉暦元年(1326年)鋳造の扁額には「釈迦如来 転法輪処 当極楽土 東門中心」と記され、この地が釈迦如来が仏法を説いている場所で、ここが極楽の入口であるとの意味です。
西の海に沈む夕陽を拝む場所で、現世から西方極楽浄土に通じる救いの門として信仰されてきました。

 

旧熊野街道を歩いて、天王寺駅に向かいました。

旧熊野街道にある総本家釣鐘屋です。

 

 

釣鐘まんじゅうを購入しました。

総本家釣鐘屋の銘菓である「釣鐘まんじゅう」は、世界最大の釣鐘だった四天王寺の「頌徳鐘(しょうとくしょう ・・・ 1903年に完成)」から生まれたものでしたが、そのモデルだった「頌徳鐘」は太平洋戦争中の金属類回収令により失われています。

 

比較的新しい(昔はありませんでした)熊野街道の道標が建てられています。おそらく歴史街道推進協議会が建てたものでしょう。

 

天王寺駅前商店街に入っていきます。

 

谷町筋で「近鉄バスOSAKA SKY VISTA」を見ました。

 

この「近鉄バスOSAKA SKY VISTA」には、2019年9月に乗車しています。左が日本生命保険本店本館で、右が大阪ガスの大阪ガスビルヂングです。

 

JR天王寺駅に着きました。

 

JR天王寺駅の画像です。(2023年2月撮影)

(おわり)