ポルトガルの旅(リスボン中編) | 鉄道で行く旅

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ポルトガルの旅のリスボン中編です。

 

リスボンの交通機関の1日乗車券(navegante:バス・メトロ・トラム・ケーブルカーに乗車が可能なICカードの表と裏)です。

 

リスボンのケーブルカー・グロリア線

ケーブルカー・グロリア線は1885年開業の路線です。

リスボンのケーブルカー(3路線)はナショナル・モニュメントに指定されています。

 

ケーブルカー・グロリア線の山麓駅(駅舎なし)です。日本のケーブルカーであれば単線のところがガントレット(単複線)になっていました。

 

ガントレット区間の曲線を通過するグロリア線のケーブルカーです。

 

ケーブルカーの車内です。台車部分が斜めになっており、床は水平です。上り方向のケーブルカーは乗客が多く、待ち行列に並んで、一本後の車両に乗車しました。

 

坂道の途中から山上側が複線区間です。ケーブルカーは複線区間で離合します。

 

ケーブルカー・グロリア線の山上駅(駅舎なし)です。日本国内であればケーブルカー車両の山上側の突き当りに「巻き上げ機」の運転操作室があるのですが、それが見あたりませんでした。グロリア線に関する外部情報では『ケーブルカー駆動用のモーターは車両の台車内にあり、運転士がコントローラとエアブレーキを操作して動かす方式のようです。』ということが書いてありました。

【世界の前面車窓から】ポルトガル・リスボンのケーブルカー グロリア線  Lisbon cable car Gloria Line(‐ぺち)

 

ケーブルカー・グロリア線の山上駅の近くにあるサン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台からサンジョルジェ城を遠望しました。

 

山上駅からの下りはケーブルカーの軌道沿いの歩道を歩きました。

複線区間(グロリア線は山上側が全て複線です)がガントレット(画像の手前側が山麓方向)に変わる場所を撮影しました。

 

山麓側のガントレット区間です。ケーブルが路面の下に埋設されている関係で、レールとケーブルの溝を交差させないために、単線ではなくガントレット(単複線)になっているということです。

 

山麓駅付近で撮影したグロリア線のケーブルカーです。車両への落書きはなんとかならないものでしょうか。

 

【カテドラルの近くのカフェで昼食をとりました。】

 

カテドラル

サンタ・マリア・マイオール・デ・リジュボア大聖堂 (Santa Maria Maior de Lisboa)またはリスボン大聖堂 (Sé de Lisboa)は、ポルトガル・リスボンにある大聖堂で、市内で最も古い教会(1147年創建)です。バラ窓のステンドグラスが美しいです。

 

サント・アントニオ教会

12世紀末に実在したリスボンの守護聖人サント・アントニオの生誕地に建てられた教会です。

 

コメルシオ広場

コメルシオ広場とは『貿易広場』という意味です。テージョ川の近くにあり、いまだに元の名前である「テレイロ・ド・パソ(Terreiro do Paço、宮殿広場の意味)」として有名だということです。

(つづく)