ポルトガルの旅の続きですが、今回は、北スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラ(世界遺産)の旅です。(3日目の観光です)
今回のスペインの旅の前後(旅行2日目~旅行3日目)に宿泊したポルトガル・ポルトのホテル「アクシス ポルト」です。
ポルトガルのポルトからスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かうバスの車窓から見た風景です。両都市間は片道で228kmの距離があり、日本でいうと東京から静岡県の掛川までの距離になります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラには、聖ヤコブ(スペイン語でサンティアゴ)の遺骸があるとされ、ローマ、エルサレムと並んでキリスト教の三大巡礼地に数えられています。手前に写っているスタジアムは、ベロニカ ボケテ デ サン ラザロ スタジアムです。サッカークラブのSDコンポステラがホームスタジアムとして使用しています。
大聖堂の5km手前にある「モンテ・デル・ゴソ」=「歓喜の丘」から見た大聖堂側の眺めです。
歓喜の丘の「巡礼者の像」です。
巡礼者はここで初めて美しい聖地の姿を眼にして『歓喜』することになります。
歓喜の丘の風景です。
【昼食はガリシア郷土料理でした。】
『ガリシア料理の特徴は、”素材の味をふんだんに生かすこと”にあり、あまり手を加えないシンプルな味付けの料理が特徴です。』ということです。
サンティアゴ・デ・コンポステーラの旧市街に入っていきます。
ポルトガルの街並みとは少し違いましたので、これがスペイン風の街並みなのでしょう。
♪エスパーニャ 太陽と歌を求めて 冒険と夢を求めて エスパーニャ
(志摩スペイン村 テーマ曲「きっとパルケエスパーニャ」からの引用です)
旧市街は巡礼者が行き交う場所です。
サンティアゴ大聖堂と歴史地区です。
鐘楼とサンティアゴ ・ デ ・ コンポステーラの大聖堂です。
この街には様々な建築様式が溢れ、美しい建造物は観光する人を魅了します。
カサ・カビルドの建物とプラテリアス広場(銀細工の広場)です。
中央の「馬の噴水」は1825年に造られたものです。
サンティアゴ大聖堂(1211年完成)は巡礼者の旅の終着点であり、有終の美を飾るにふさわしい壮大なモニュメントです。ロマネスク様式の重要な建築物ですが、そこには様々な建築様式が取り入れられています。
まさに大聖堂という感じがしました。
大聖堂の回廊です。
大聖堂だけのことはあって、さすがに天井が高いです。
少しだけ巡礼者の気分を味わいました。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の記念碑的なインテリアです。
巡礼者は、敬虔なキリスト教信者(霊的救済と贖罪)だけではなく、無病息災・招福などの『現世利益(げんぜりやく)』が目的の巡礼者も多いという話を聞いたことがあります。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂のカラフルなステンドグラスの窓です。
聖地巡礼は、よく考えてみると、日本の『お伊勢参り』や『四国八十八カ所の巡礼(サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼者は四国のお遍路さんに近いそうです)』に似ていると思います。
オブラドイロ広場です。
オブラドイロ広場は、中世以来、ヨーロッパ随一の巡礼聖堂として知られるサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂の西側正面に位置する広場です。
これは、聖ヤコブ(サンティアゴ)のシンボルであるホタテ貝のようです。
♪夢をたぐって 暖簾をくぐりゃ ホタテ焼いてる おやじがぽつり (おおい大輔「あゝ染みるぜ」からの引用です)
大阪城でよく見る観光ロードトレインが走っていました。聖地にしては興醒めな感じがしなくもありませんが、ここは聖地であると同時に観光地なのです。
まあ、私たちも単なる観光客として、ここまで来ているわけですし。・・・
(参考画像)大阪城のロードトレインです。
(つづく)