SKYコインの旅(羽田~セントレア~名古屋) | 鉄道で行く旅

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羽田空港から中部国際空港セントレアに向かいます。

羽田~中部便は羽田~大阪便や羽田~札幌便などとは違いローカル便の扱いですので、国内線第2旅客ターミナル(ANA)の右奥の最果ての場所にある68番ゲート発でした。

 

さらに、東京~大阪便とは異なり、優先搭乗者の行列がほとんどないまま搭乗が始まりました。

国際線からの乗り継ぎ客が中心だからでしょうか?

 

機材はB737-700です。ガルーダ・インドネシア航空のコードシェア便でした。

 

羽田~中部便の機内です。閑散期間は航空運賃を下げて乗客を誘致しているはずですので、この日は満席でした。東海道新幹線よりも不便ですけれども値引き後の価格では安いです。また、プレミアムクラスも2日前のアップグレード予約開始よりも前に満席になっていました。

常滑に近い場所の関係者なら便利なのかもしれません。

 

羽田~中部便の機内から見た羽田空港です。着陸してきたANA機の衝突防止灯(anti-collision light or beacon light)の閃光ライトが光った瞬間を狙って撮影しました。

 

この日は、スンナリと羽田空港C滑走路から離陸しました。いわゆる「34離陸」です。

遠くに富士山のシルエットが見えました。

♪茜色のシルエット (♪シルエット←これは合いの手と言うのかバックコーラスです) ああ あなたに 恋心ぬすまれて (シルエット・ロマンスからの引用です)

 

シルエット・ロマンス 大橋純子

 

東京タワーやレインボーブリッジが見えます。この後、船橋上空あたりで左に旋回して再び東京タワーを見ながら中部に向かいました。

 

中部国際空港セントレアに着陸しました。東海道新幹線と競合しているというだけのことで、国内線の極端な短距離路線というわけではなく、ごく普通の機内サービスを実施していました。

 

預けた荷物はありませんでした。それでも気になるセントレアのピックアップターンテーブルです。

矢場とんの「横綱ぶた(ブーちゃん)」が並んでいました。まあ、こういうところは愛知県らしいセンスだと申せましょう。

矢場町(矢場町は昔の町名でありまして、今の所在地は大須です)本店の「矢場とん」は今では東京や大阪にも進出しています。

なお、名古屋市営地下鉄の矢場町駅の所在地は栄で、矢場町交差点は栄と大須の境界のところにあります。

矢場町交差点近くにある矢場とん本店の横綱ぶたです。

2005年に今のビルに建て替わっています。

昔の矢場とんの本店です。すでに有名でしたが、昔のままの小さなトンカツ屋でした。(2000年7月)

 

名鉄の中部国際空港駅から2000系のミュースカイで名鉄名古屋駅に向かいました。

ミュースカイに乗るのは、2015年に常滑の多屋海岸までハマヒルガオの花を見に行ったとき以来のことです。

ハマヒルガオ

♪浜昼顔よ~ いつまでも (寺山修司作詞・古賀政男作曲の浜昼顔から)

ハマヒルガオ

多屋海岸のハマヒルガオとセントレアです。(2015年5月)

 

一応は、昔の方式どおりに座席前のチケットホルダーにミューチケットを挟んでおきました。

ただ、周囲の地元客を見渡したところ、誰もこんなことをしていませんし、車掌の検札もありませんでした。(苦笑)

英文への翻訳ではミューチケットはファーストクラスカーのチケットなのですね。

旧パノラマカー指定席時代の、乗客側の自主的なチケットホルダー(チケットホルダーがなかったので枕カバーにチケットを挟んでおくという方法)が懐かしいです。

 

中部国際空港から30分ちょっとで名鉄名古屋駅に到着しました。

 

【名古屋への裏道】

近鉄の名阪特急利用のときも、そういう感じなのですが、東海道新幹線以外で『来名』したときには、ここが本当に名古屋なのだろうかと疑ってしまいます。

念のために駅前を確認したところ、裏口から着いても、やっぱり間違いなく名古屋ではあるようです。駅前の『大名古屋ビルヂング』の文字を見て涙がこぼれそうになりました。(←これは嘘です)

思い出の旧・大名古屋ビルヂングです。(2000年7月)

 

前回(おととしのクリスマスの時期)と同じ名古屋JRゲートタワーホテルに泊まります。

 

1年2カ月ぶりの名古屋JRゲートタワーホテルです。ここはシティホテルではなく高級ビジネスホテルというタイプのホテルです。

一度泊まったことがある名古屋マリオットアソシアホテルと比較すると安いのですが、ビジネスホテルとしては快適な代わりに高価なホテルだと思います。

 

ホテルにチェックインした後、エスカ地下街の山本屋本店で「ディナー(?)」を楽しみました。

日本酒は「半田郷(知多半田の中埜酒造)」の純米吟醸をいただきました。

 

今回は行きませんでしたが、山本屋本店の本店は中村の大門にあります。(2000年7月撮影)

 

中村大門は中村遊郭の入口の名残りの場所です。

(SKYコインの旅はおわりです。この後は東海編に続きます。)