新快速Aシート車両の乗車記 | 鉄道で行く旅

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今日は、北海道の旅シリーズを休みまして、JR西日本の話題です。

平日の朝のラッシュ時間終盤の大阪駅上りホームの9番線です。

この時間では、大阪駅で下車する人が乗車客よりも多く、空席も少しだけありました。

しかし私は、この列車には乗車しません。

 

2019年12月に体験乗車するつもりが、ダイヤ乱れにより乗車をあきらめたA-SEAT車両つきの新快速に、再びチャレンジするのです。

炎のチャレンジャーなのか炎のマエストロ(小林研一郎氏)なのかは、自分でも、よくわかりませんでした。(←ここは思いつきで書いているため、コメントなどの反応は不要でございます)

♪燃えろ 燃えろ 燃えろ 炎のように~

 

新快速A-SEAT(有料座席)4号車の乗車位置の印です。JR西日本の新快速A-SEAT車は、まだ社会実験のような1日2往復だけの運行です。

 

乗車予定の野洲行新快速が入ってきました。A-SEAT車(この乗車時は有料自由席でした)も一般車(非有料座席車)も大阪駅でほとんどの乗客が下車します。

(2022年3月追記)2022年春以降のAシートの情報です。

有料座席サービスの新快速「Aシート」は、2022年3月12日(土)から全席指定席になっています。

 

ということで、楽々とA-SEAT車のリクライニングシートに座ることができました。まあ大阪駅から先は非有料座席車でも空いていますので、これは当然ではあるのですが。なぜ、この時間の、この区間の有料座席にわざわざ乗るのか?という感じではあります。

 

気になっていた中間扉を埋めた場所のリクライニングシートの部分です。やっぱり、ここは、今一つな環境の座席ですね。

 

【参考画像】同様の事例→京阪の3000系プレミアムカー改造車

このプレミアムカーは改造時に2扉から1扉に変更されましたが、新快速A-SEATと同様に扉を埋めた部分の席は京阪8000系でも同じ問題を抱えています。(←「大改造!!劇的ビフォーアフター」のナレーションから借用した言葉です

京阪3000系にも導入されるプレミアムカーは新車であるため、この問題は京阪3000系のプレミアムカーでは解消されるのでしょう。

 

JR新快速の中間扉を埋めた部分の外観です。

 

扉の近くにあるA-SEATの説明です。

 

座席のテーブルにあるA-SEATの説明です。

 

ドアの近くにある荷物置場です。

 

荷物置場の直近の通路側の座席にはテーブルがありません。航空機の同様の席のようなアームレストからテーブルが出てくるという救済策もないのです。

左奥の隠れたところに車椅子対応の洋式トイレが設けられています。

有料座席車に限りませんがJR西日本の223系・225系の車椅子対応タイプの洋式トイレは実に立派なものであり、ヨーロッパの国際特急列車の同様のトイレに勝るとも劣らないといえます。国際列車の主要駅のトイレでさえ壊れていることが多いフランスの人が、このトイレを見たら腰を抜かすと思います。

ということで、今回のA-SEAT車両で出色だった設備は、ゆったりした作りのトイレでございました。

 

乗車整理券を車内で乗務員から購入しました。(注:2020年1月乗車時の自由席時代のAシートの取り扱いです)

2022年3月12日以降の取り扱いは下記のとおりです。

新快速「Aシート」 が2022年3月12日より全席指定席となりました。これまで車内で発売していた乗車整理券はご購入いただけませんので、ご利用の際には便利でおトクな「【e5489専用】チケットレス指定席券[Aシート]」をあらかじめお買い求めください。

↑ 2022年3月12日以降のチケットレス指定席券[Aシート]です。

 

A-SEAT車の車内ではJR西日本のFREE Wi-Fiの利用が可能です。

ただし、これは阪急京都線9300系や京とれいん車両、それに京阪8000系や新3000系では特別料金が不要な車両でもFREE Wi-Fiが使えるため、A-SEATのサービスとして特筆しなければならないようなものでもありません。

 

A-SEATの座席のアームレストの先端に電源コンセントがあります。これも有料座席なので、最近デビューした有料座席車であれば電源コンセントがあるのが当然というところです。

 

窓枠は新快速車両の一般車のままですので、いつもの新快速の非有料座席車に乗っているときと同じ感覚の車窓風景でした。

 

草津駅に着きました。

 

新快速Aシート車両の乗車記はおわりです ・・・ 少し日にちを置きまして「信楽の旅(スカーレット号の旅)」に続く予定です。