北へ(札幌3)札幌パークホテルの後編 | 鉄道で行く旅

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札幌パークホテルの後編です。

午前6時前の中島公園の景色です。まだ公園の照明が点灯したままです。

深夜から降り始めた雪が降り続いているようでした。

 

午前7時頃になると公園の照明も消え、早出の勤務の方なのか、非番の方なのか、それとも少し遠方への勤務の方なのかが公園の中の道を歩いていました。

 

午前7時過ぎに1階のテラスレストラン「ピアレ」に向かいました。

札幌パークホテル1階のエレベーターホールの壁はイタリア産の天然大理石です。ここは迫力がありました。

 

テラスレストラン「ピアレ」から見た「滝の庭園」の冬景色です。中島公園が借景になっていて庭が果てしなく続いているように見えます。

朝食時間のレストランも札幌駅周辺のホテルと比較すると空いており、隣の席で朝食を楽しんでいた中国人客も海外旅行に慣れている感じの静かな部類の人たちでした。

 

朝食後に滝の庭園を見に行きました。

 

雲が低くて、北海道にしては気温がやや高く、この季節の北海道の粉雪ではありませんでした。

札幌パークホテルの設計は有名なル・コルビュジエの建築設計事務所で働いた経歴を持つ、モダニズム建築家の坂倉準三(1901年~1969年)氏です。

 

これが有田焼の青磁タイルです。驚いたのはタイルの色が単色ではなく何種類もあることでした。

今はパソコンがありますので、モザイクタイルのデザインのシミュレーションをパソコンなどで簡単に行うことができるのですが、何しろ1964年の開業ですので、おそらく手作業だけでタイルのパターンを考えていったのでしょう。

 

8階のエレベーターホールから見たシティービューの景色です。豊平川と南大橋が見えました。パークビューとは大きく異なり、決して悪い景色ではないものの、ごく普通の市街風景です。

 

札幌パークホテルをチェックアウトしました。

 

道警の中島公園交番の建物です。交番が青色のタイル貼りになっていて、窓の形も札幌パークホテルのデザインに似ているように見えます。

 

札幌市電の山鼻9条電停でA1200形ポラリスを撮影しました。

 

240形247号「冠婚葬祭のあいプラングループ」の広告電車です。

 

JRF(JR貨物)のコンテナを運搬しているトラックを見ました。

雪が降り続いているものの気温が札幌の冬の朝としてはマイナス1度という高温のため、手袋なしでも手の冷たさを感じませんでした。

 

札幌市電8500形8511号です。たまたま停車しましたのでシャッター速度を下げて撮影しました。

 

前日に乗車した「雪ミク電車2020」です。この日は、前日とは違い、雪の中を走っている「SNOW MIKU 2020」号でした。

 

この機会に札幌市電の電停名にもなっている東本願寺(真宗大谷派札幌別院)まで行ってみました。これが初訪問です。

 

山門にある木彫りの真宗大谷派の紋章です。左が本願寺抱牡丹紋で右が東六条八ツ藤紋です。

 

札幌の東本願寺の本堂です。

(つづく)