師走の京を歩く(6)京都鉄道博物館編 | 鉄道で行く旅

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阿佐海岸鉄道のDMVを見学した後の博物館内での行動です。

この日のSLスチーム号の牽引機はC56160でした。推進運転で梅小路公園方面に向かって出発していくシーンです。

 

ドレーンが多すぎる。(愛が、多すぎる。?)

 

ゆっくり去っていくC56160です。

 

C56が帰ってくるまでの間、ペデストリアンデッキに上がりました。扇形車庫です。

 

SL第ニ検修庫にC571がいました。人間であれば『人間ドック』というところでしょうか。

 

ちょうどお子様向けの遊戯施設の工事中だったためペデストリアンデッキからの視界が悪く、やむなく平地の場所で帰ってくるC56を撮影しました。

2018年1月にペデストリアンデッキから撮影したハチロクの8630号機牽引のSLスチーム号です。

今回は工事用のクレーン車のクレーンがあったため、同じ場所からの撮影が困難でした。

 

今回のC56のテンダーにクリスマス装飾が施されていました。「プラレール」の文字が入っています。スポンサー契約をしているのでしょう。

 

ナシ20の車内で昼食をとりました。

入ったときは空いていましたが、平日でも、食べ終わる頃には満席でした。

 

椅子やテーブルは改良されている感じがするものの、車体そのものも古さを感じない優れた設計です。

 

駅弁売場で「パンダくろしお弁当」を買ってからナシ20に入りました。

駅弁売場で「お茶は食堂車内で買えば、懐かしい容器のお茶が出てきますよ」と言われたので、画像右上のプラスチック容器のお茶を食堂車内で求めました。

国鉄時代末期のものですね。

 

さすがに、小淵沢駅のような昭和中期以前の「汽車土瓶」ではありませんでした。この土瓶は、小渕沢駅に行ったときに買い忘れたため、「元気甲斐の弁当だけを買って、土瓶のお茶を買い忘れた」という話を知人にしたところ、「この次に私が小淵沢駅を通るときに土瓶を買ってきます」と言ってくれて、その後に、約束のとおり空き容器だけをプレゼントしてくれたのです。

 

パンダくろしお弁当の内容です。量は私の年齢ならちょうど良い感じですが、若い方には量が少ないかもしれません。

2017年9月に撮影した「パンダくろしお」です。

 

これまで、あまり見学しなかった京都鉄道博物館のマニアックな展示物を見学しました。(普通の方には面白くない内容のため簡潔に書きます)

阪鶴(大阪~舞鶴)鉄道の瓦です。

 

1941年から1997年まで吹田操車場で使われていた第一種電気連動装置です。「てこ」が指でつまむものではなく、ハンドル状です。

 

京都市電七条・烏丸線のさよならヘッドマークです。

 

1965年完成の広島駅3代目駅舎貴賓室のシャンデリアです。

 

伝令法によって故障列車を救援する列車の伝令者(責任者)の腕章です。

なぜか指導式の指導者の腕章が展示されていませんでした。

 

参考画像

2018年3月に福知山ポッポランド(耐震問題により現在は休館中)で見た指導者と伝令者の腕章です。

 

阪神電車の看板時代の特急標識(看板)です。

 

懐かしの155系・修学旅行電車「きぼう」号の模型とヘッドマークです。155系は関東発が「ひので」号で関西発が「きぼう」号でした。

153系に似ていましたが台車は空気バネではなくコイルバネでした。シートも当時の中学生の体格に合わせた2列+3列シートでした。

昭和時代の帰省シーズンの臨時急行「鷲羽なんじゅうなん号(新大阪~宇野)」を思い出してしまいました。

 

腕木式遠方信号機も保存されていました。

 

元皇族・貴賓客専用の寝台車だったマロネフ59(当初はマイロネフ)の3軸ボギー台車です。

(つづく)