三国駅から大阪駅への帰路(アクシデント編) | 鉄道で行く旅

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福井の旅の最終回です。えちぜん鉄道の三国駅を後にしました。

これは乗車1本前の福井行の7001形です。

 

えちぜん鉄道三国芦原線の車窓です。

ここまでは電車でも来たことがあった「あわら湯のまち駅」です。ところが、鉄道派の私でさえも芦原・三国・東尋坊はクルマまたは貸切バスで来た回数のほうが鉄道よりも圧倒的に多いのです。

 

途中までは昔と変わらない福井平野の風景でした。

 

田原町駅を過ぎると北陸新幹線の延伸工事区間があり、昔とは激変していました。

 

連続立体交差事業により新しい高架区間になっている福井口駅付近です。画像の勝山永平寺線と合流します。

 

1999年に撮影した高架化工事着手前の京福電鉄時代の福井口駅です。

元阪神3300形の2201形2201号です。この2201号は、この後の2001年6月24日の列車衝突事故により廃車になった車両です。

 

1999年当時の福井口駅と阪神5101形の車体を流用した旧性能車の1101形です。

たしか、恐竜のアイドルキャラクターの「チャマゴン」号になっていた当時の姿です。

 

福井口駅

2016年の高架化工事途中の福井口駅の画像です。

 

新福井駅付近です。京福バス福井営業所が見えています。

 

新福井駅

新福井駅

2016年に撮影した連続立体交差事業の工事途中の一時期に限り北陸新幹線の高架線(未開業区間)を借用して運行されていた頃の「えちぜん鉄道」の新福井駅です。仮設のため新幹線用の軌道上に構内踏切が設けられていました。「えちぜん鉄道」の高架線が完成した今はもうありません。

 

えちぜん鉄道の新しい福井駅に着きました。車両は元は愛知環状鉄道100形だった6101形です。

 

2016年に撮影した北陸新幹線の高架予定部分を借用していた仮設時代の「えちぜん鉄道」の福井駅です。

福井駅

えちぜん鉄道

北陸新幹線の高架下にあった仮設時代の「えちぜん鉄道」福井駅です。

 

2019年現在の「えちぜん鉄道」福井駅です。

 

後は、福井駅からサンダーバード28号のグリーン車で大阪に帰るだけです。これから先は『楽ちん』です。

 

1989年に高架になる前の福井駅で撮影した485系雷鳥&キロ65「ゆうトピア」です。

 

ところが!?

この日の、午後1時43分に「北陸本線 松任駅~野々市駅間で「線路上で横になってた男性が特急に轢かれた」という事故があり北陸本線のダイヤが大幅に乱れていたのです。

JR福井駅改札口前に設置されたホワイトボードに、事故による遅延等の手書き情報が出ていたり、小さなLED表示器に少しずつ遅延情報が表示されるのですが、すぐに表示が変わるため、状況を把握することが困難でした。僅かに知り得た情報では私が乗車する予定だった「サンダーバード28号」は運転取り止めのようでした。

そこで、大混雑しているJR福井駅から、空いている「えちぜん鉄道」福井駅の静かな待合室に引き返して、スマホのJR西日本アプリで最新の運行状況を確認しました。

その結果、米原止まりに変更された「しらざぎ10号」で米原に出て、東海道新幹線に乗り継いで新大阪まで帰るのが一番早く大阪まで帰る方法であることが判明しました。「しらさぎ10号」の普通車は満席でしたが、この時点ではグリーン車には少しだけ空席が残っていました。元々、グリーン車で大阪に帰るつもりでしたので問題はありません。

ただ、e5489で予約して自販機で購入したチケットであっても乗車変更の場合は「みどりの窓口」の行列に並ぶ必要があり、この日のダイヤ乱れや運休により、福井駅のみどりの窓口の前に、かなり長い行列ができていました。

 

福井駅から1時間40分遅れの特急しらさぎ10号に乗車しました。

短縮運転の終着の米原駅で撮影した「しらさぎ10号」です。

 

特急しらざぎが米原駅で打ち切りになったため、上りの「こだま」が、その接続客を待つために、しばらく発車待ちをしていて、かなり遅れているようでした。後続の「のぞみ」が、この後、通過線で少しの時間だけ停車していました。

 

乗換客の乗車を確認した後で東京方面に向かっていく上りの「こだま」です。

 

私は米原駅停車の「ひかり」のグリーン車で新大阪駅まで帰りました。

この日の米原駅では、新幹線の乗換客の通過を迅速に行うため米原駅の新幹線自動改札機の運用を停止し、改札フリーで乗客を通していました。JR東海は、おそらく上り方面の自社の各駅には無改札乗客が発生することを通知したと思います。しかしながら、新大阪駅のJR西日本側の自動集札機では『ピンポーン(入場記録がない)』という警告が出てしまいました。これは、いかにも、ありそうなJR東海の連絡漏れ(対応漏れ)です。・・・とはいうものの、米原駅で「特急しらさぎ」から「下りの新幹線」に乗り換えた客は、私以外には、ほとんどいなかったと思いますので、JRとしては、たいした問題ではない(笑)のでしょう。

 

追加画像【JR119系から改造中のえちぜん鉄道7001形】

「ヨ~ソロ」さんのコメントの阪神尼崎車両基地にいたときの「えちぜん鉄道」の車両です。

阪神尼崎

阪神尼崎

尼崎車両基地内にある阪神車両メンテナンスで元JR東海の119系を「えちぜん鉄道7001形」に改造していたときの画像です。

むしろ、右奥にある塗装変更途中の阪神8000系が気になります。

2014年6月29日の撮影でした。

(おわり)