大丸心斎橋店本館グランドオープン | 鉄道で行く旅

鉄道で行く旅

鉄道旅行を中心としたブログ記事を投稿しています。

建て替え工事が完了し、2019年9月20日(金)にグランドオープンした大丸心斎橋店本館の外観を見に行きました。

大阪メトロ御堂筋線の心斎橋駅もリニューアル工事中です。まだ天井は改修前のままです。

 

2019年9月現在の大阪メトロ御堂筋線心斎橋駅です。

 

2005年頃の御堂筋線心斎橋駅です。

 

リニューアル後の大丸心斎橋店本館です。御堂筋側の低層階の外壁部分と内部1階などにヴォーリズのデザインを残しています。

この店舗が話題になっているのは、GINZA SIX(ギンザシックス)で成功したビジネスモデルを導入したことです。銀座の松坂屋跡と少し違うところは、一部に従来の百貨店の契約方法を残している点です。

GINZA SIX(ギンザシックス)  2017年5月撮影

 

御堂筋側の歩道から見ると、外壁の見た目は昔の「大丸心斎橋店」のままです。

 

正午過ぎに心斎橋に着いたところ、この日の店舗のオープンは13時ということで、御堂筋側も心斎橋筋側も入館待ちの長い行列ができていました。

 

心斎橋筋商店街側は普通の商業ビルです。こちらも画像のような長い入館待ち行列ができていました。

こういう事情により、この日は店内には入りませんでした。

 

心斎橋筋側にある大丸の「ピーコック(孔雀)」です。元々は大正時代に「フェニックス(不死鳥)」を飾るつもりだったものが受発注の手違いで「ピーコック(孔雀)」になったものです。

大丸によりますと、「大正14年(1925年)9月、 現在の大丸大阪・心斎橋店の第2期工事が竣工。心斎橋筋側中央玄関上部にテラコッタ(陶製)の孔雀が掲げられました。
 孔雀は300年近く前に長崎貿易で輸入され、大変珍しがられました。心斎橋店の近くに孔雀の剥製を秘蔵している者がいて、“孔雀屋敷”と呼ばれていたことに由来するのではといわれています。また、建築を依頼したヴォーリズ建築事務所の資料には、当時の下村社長がアメリカの会社にフェニックスを注文したのが、何かの事情で孔雀に変わったものらしいという記述もあります。
以来、孔雀は大丸のシンボルとして使われてきました。孔雀は壮麗で、ファッショナブルであり、今後も孔雀をシンボルにしてファッションイメージを強調していきたいと考えています
」ということです。

 

ん、ピーコックと言えば・・・

そっちに話を持っていくのかよ・・・?

英国のベイヤー・ピーコック社で1898年(明治31年)に製造された東武鉄道5号機です。いわゆる「2Bテンダー機(軸配置4-4-0)」です。

なお、この会社名はチャールズ・ベイヤーとリチャード・ピーコックの人名から命名されたものです。(東武博物館保存機)

 

【参考画像】建て替え前の大丸心斎橋店本館

大丸心斎橋店本館

大丸心斎橋店本館

大丸心斎橋店本館

大丸心斎橋店本館

ここまでの画像が2015年11月の建て替え前の大丸心斎橋店本館です。

 

心斎橋から近鉄・阪神の大阪難波駅まで歩きました。

御堂筋に面しているアーバンビルディングにあるApple心斎橋です。

この日はiPhone11の国内発売日でした。

私もiPhone11 Proを予約していて、店舗に入荷済みであるという連絡を受けていますが、店舗の来店予約が取りにくかったため機種交換は来週の予定です。

 

Dolce&Gabbanaの北側あたりの工事中のビルです。この工事現場にスーツを着た男性がいて、初めて見た新色のルイ・ヴィトンのスーツケースを持っていたのがすごく気になりました。(注:私はルイ・ヴィトンの愛用者ではありません)

それで思い出したのですが、この場所は「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」直営のルイ・ヴィトン御堂筋店の予定地でした。2020年初頭のオープンです。

 

御堂筋に面している三津寺(みつてら)です。大阪ミナミの繁華街の中にある真言宗御室派の準別格本山です。大阪人は「みってら」と呼びます。このあたりは、その昔、上司に連れていってもらったクラブ(ラウンジ)があったところです。そこで、アマチュアのミュージシャンだった先輩が、クラブに置いてあるグランドピアノを使って、まるで 山下洋輔氏のようなジャズ演奏(のようなもの)をしていたことも今では懐かしい思い出です。

 

また、この日はラグビーワールドカップ日本大会が始まる日でした。御堂筋にも「#RWC2019のぼり旗」で飾られています。

私もラグビーワールドカップ日本大会は1試合だけラグビー場で観戦する予定になっています。

 

前回のラグビーワールドカップ2015(イングランドで開催)のときの2015年9月19日の日本対南アフリカ戦の速報ニュースは、たまたまドイツ・ベルリンのホテルのテレビで見ました。英語だったこともあって、ニュースが始まったときには、日本のラグビーチームのゲームが英国BBC国際放送のトップニュースになっているのが不思議な感じでした。ところが、じっくり眺めたら対戦相手が全英ライオンズ(強豪国との特別な対戦のときにだけ構成されるイングランド・スコットランド・ウェールズ・アイルランドの選手の選抜代表チーム)でさえ簡単に勝つことができない南アフリカだったのです。

ベルリン中央駅の駅舎ビルです。

 

ベルリンオリンピックのときのプールです。「前畑ガンバレ」の舞台です。

海外の鉄道事情を視察中だった島秀雄氏(島安次郎氏の子息で有名な鉄道技術者)が、ベルリンオリンピックのときに、このスタンドで前畑選手を応援されていたそうです。

 

ライプツィヒのトラムです。

 

ライプツィヒのレストランです。

 

ベルリンのトラムです。

ベルリンほかの画像は2015年9月の撮影です。

 

大阪難波駅が近づいてきました。

2013年に老舗カメラ店の「サンエス」から店舗を引き継いだ「ライカ大丸心斎橋店(ライカ直営)」も新しい大丸心斎橋本館の6階に移りました。このあたりもGINZA SIX(ギンザシックス)と似ています。

↑事前にライカから送られてきたダイレクトメールの一部です。

その昔の「サンエス」は旧そごう心斎橋店(現在の大丸)に移転する前は心斎橋筋商店街に面した「ジャパンライフビル」の中に店舗がありましたが、さらに、その前の店舗が、この画像付近にあったのです。ライカの輸入代理店が1974年にシュミット商会から日本シイベルヘグナーに変わった後も、しばらくの間は、ここに店舗があったと思います。その「サンエス」には、道頓堀時代から「そごう」時代まで何度か店舗にお邪魔しました。

 

LeicaM6+LEITZ CANADA製の球面レンズ「Summilux35mm f1.4」 (1987年)

1987年4月5日に、まだJR西日本(当時)の信楽線だった信楽駅で撮影した画像です。カメラはLeicaM6で、フィルムはコダクローム64でした。

このときに使ったレンズは、この何年か前に、道頓堀時代のサンエスで買ったLEITZ CANADA製の古い設計の球面レンズ「Summilux35mm f1.4」でした。

キハ58の画像では、このレンズらしい周辺光量落ちが出ています。

 

LeicaM10 Summilux35mm/f1.4ASPH. 6bit による撮影画像 (2017年9月撮影)

現行の万能レンズといえる「Summilux35mm/f1.4ASPH. 6bit」と昔の「Summilux35mm f1.4」を比較すると、手垢のついた言葉ながら「隔世の感」があります。 

(おわり)