兵庫県立播磨中央公園(前半) | 鉄道で行く旅

鉄道で行く旅

鉄道旅行を中心としたブログ記事を投稿しています。

厄神駅下車後の続きです。

厄神駅から加古川発谷川行の125系に乗車しました。

 

加古川を渡ります。

 

この日の目的地である滝野駅(兵庫県加東市)に着きました。

 

滝野駅は1986年から無人駅ですが、駅舎は無人化後の1995年に改築されたものです。

 

駅舎内のギャラリーの部分です。加東市内にステンドグラス工房があるためか、上の窓にステンドグラスが、はめ込まれています。

 

滝野駅の加古川駅寄りにある跨線橋から見た滝野駅です。ラッシュ時には125系3連とか103系4連などがあったと思います。

 

播磨中央公園のモニュメント部分に向かう歩道橋にもステンドグラスが取り付けられていました。

 

滝野駅から南西に1km歩いたところにある播磨中央公園の入口です。

 

播磨中央公園は1978年に開園した兵庫県下でも最大級の公園です。

とにかく広くて、ヴェルサイユ宮殿から小トリアノン宮殿まで歩いたときのことを思い出すぐらいの広さでした。

 

秋を感じる景色でした。さだまさしさんの「北の国から」のテーマ曲を思い出しました。

♪アーア アアアア アーアー 

 

見た感じでは、小学生ぐらいのお子さんがいる家族がクルマでこの公園に来て、お子さんが遊戯具で遊ぶような場所だと思いました。

 

播磨中央公園内の大池です。

 

【追記:C56135は、2022年2月に大井川鉄道に譲渡されました。】

滝野駅から2kmほど歩いたところに蒸気機関車が保存されています。保存状態の事前情報はありませんでした。

見たところ、あまり良いとは言えない状態でした。

C56135は、1938年の新製で、木次区での活躍が長かったようです。最終所属区は九州の吉松区で、最後の運用は肥薩線吉松から栗野駅経由で山野線薩摩大口の間の貨物列車の牽引でした。吉松駅での貨物の入換作業も担当していたようです。

 

関西では活躍した印象がほとんどないC56でした。ただし、炭水車の有無が違うだけの同型タンク機関車のC12は加古川線で活躍していました。

このC56形は小海線・飯山線・七尾線・木次線・大糸線・山野線などの印象が強いです。また、石原裕次郎さんの映画「俺は待ってるぜ」で横浜臨港線を走るC56が出てきますが、あれはC56146号機でした。

ヨコハマ

2014年1月に撮影した横浜臨港線跡です。

 

加古川

加古川線(支線を含む)で活躍したタンク機関車のC12です。(1971年・加古川線厄神駅付近)

島秀雄氏はD51の設計で有名ですが、快心作はローカル線用のC12だったと言われています。C56はC12に炭水車(テンダー)を取りつけたような蒸気機関車で、主に長距離ローカル線で使用されていました。

 

思い出の画像 ・・・ といってもC56は引退後の山野線です。

1987年に撮影した肥薩線粟野駅です。

 

山野線薩摩大口駅のスキャン済みの画像が見つかったので追加します。宮之城線との分岐駅でしたが、宮之城線廃止直後の画像だと思います。この薩摩大口は現在の伊佐市大口里です。

 

山野線のキハ52で水俣駅に着いたところです。(1987年)

 

1988年に廃止された山野線には、トンネル区間でしたが久木野~薩摩布計の間にループ線がありました。

 

兵庫県立播磨中央公園の訪問記に戻ります。

この場所で、滝野駅から片道2.5kmぐらいの距離でした。

(つづく)