年の瀬の大阪散策 | 鉄道で行く旅

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年の瀬の大阪です。

オープンカット工法で工事中の北梅田(仮称)の新駅です。

 

望遠レンズで撮った北梅田(仮称)の新駅です。

偶然にも日野ポンチョの「うめぐる」バス(黄緑色)が写っていました。

 

今回のブログ投稿では、ここから下の画像は、高槻市の「土汽車」の軌道跡と大塚町の画像を除き、全てライカのレンズSummaron 35mm/f3.5 L-Mountで撮影しました。

毎度、似たような画像です。梅田貨物駅跡です。

 

パンダくろしお編成が通過していきます。

 

少し画像をトリミングした「パンダくろしお」です。上の画像とは別のカットです。

後方に日本通運大阪支店の新社屋(日本通運の倉庫よりも左にある灰色のビル)が見えています。

 

ヨドバシ梅田タワーは2019年秋に竣工する予定です。ここに入る阪急阪神ホテルズの開業は2020初春の予定ということです。

 

メルセデスミー大阪で「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の軌跡」の期間限定コラボレーション!を開催しています。

2018年初秋にメルセデスミー 東京(六本木)およびメルセデスミー 東京羽田で展示されたベンツCクラスの「ドドドカー」がメルセデス ミー大阪に来ていました。大阪での「ドドドカー」の展示は2019年1月14日までです。

 

後ろ姿(うしろすがた)のドドドと行くカー(←種田山頭火の「うしろすがたのしぐれてゆくか」のパロディです)

 

【2018年12月18日の投稿記事の現地調査】

平成30年12月9日(日)に阪神なんば線淀川橋梁右岸の大阪市西淀川区におきまして国土交通省近畿地方整備局、大阪市、阪神電気鉄道(株)による「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」の起工式が執り行われました。

これにより15年後(2033年頃)に「阪神なんば線淀川橋梁」が現在よりも7m高い新トラス橋に架け替えられることになります。

と12月18日に書きましたが、工事の様子を現地まで調べに行ってきました。

阪神本線姫島駅側(右岸上流)から見た阪神なんば線淀川橋梁です。近鉄車が通過しているところです。

 

阪神なんば線と淀川右岸の西淀川区福にある「大塚切れ洪水碑」です。

「大塚切れ洪水」というのは、大正6年(1917年)に淀川の大塚地区(当時の三島郡高槻町大塚地区 ・・・ 現在の高槻市大塚町)の堤防が200メートルにわたって決壊し、右岸一帯に甚大な被害をもたらした大規模な洪水のことです。この洪水は、三島郡の大半を沈め当時の大阪市西成郡であった現在の大阪市東淀川区、淀川区、西淀川区一帯(隣の尼崎を含む)は泥海と化し、十三(じゅうそう)付近で浸水八尺(約2.4メートル)に達しました。この洪水による浸水町村数31、罹災戸数15,497戸、罹災人口45,491名ということです。洪水発生後、福村の土地の上の水位が新淀川の水位よりも高かったので、新淀川の堤防をわざと切って福村にたまっている水を新淀川に戻したということです。

 

【参考画像1】淀川改修のための「土汽車(どぎしゃ)」の痕跡

2018年3月に取材した淀川・高槻の「大塚切れ」後の河川改修工事のための土砂運搬路線だった高槻市内にある「土汽車」の橋脚跡(軌道跡)です。

 

【参考画像2】「大塚切れ」の大塚の場所です。

大阪市西淀川区から遠く離れた淀川上流の枚方大橋の右岸周辺が高槻市大塚町(大正時代は高槻町大塚)です。(2017年12月撮影)

拙ブログの投稿後に「大塚切れ」の情報を確認したところ、「大塚は西淀川区周辺の旧地名か?」とか「避難または復旧作業で活躍した人の名前ではないか?」というような記述があったため、ご参考までに「大塚」の正しい場所の画像を追加しました。

大塚は淀川左岸の枚方船着場の対岸付近です。(2017年12月撮影)

 

「阪神なんば線淀川橋梁改築事業」に戻ります。

淀川右岸の河川敷を橋梁架け替え工事のために広げているのではないかと思う場所です。

 

現地の淀川西岸踏切から見た阪神なんば線の大阪難波駅側です。

「淀川西岸踏切」と言いながらも地理上の方位は、限りなく「北」向きです)

阪神電車では神戸側を「西」、大阪側を「東」としているため、地理上の方位と鉄道路線上の方位が違っているのです。

 

淀川西岸踏切から見た拡張中の工事基地(?)です。

 

新淀川右岸の下流から見た橋梁架け替え工事着工後の阪神なんば線淀川橋梁です。

早くも工事船が新橋梁の基礎部分の浚渫(だと思える)工事を始めていました。

 

新・千船病院と福駅です。この付近も連続立体交差になるため、この福駅も高架駅に変わります。

(おわり)

それでは皆様、よいお年をお迎えくださいませ。