西天下茶屋駅 | 鉄道で行く旅

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南海高野線(通称・汐見橋線の部分)の木津川駅の続編で西天下茶屋駅の訪問記です。

木津川駅から西天下茶屋駅に移動しました。

 

西天下茶屋駅の下りホーム(岸里玉出方面)です。屋根の支柱は、ここでも古レールです。

 

下りホームから下り線の駅舎に向かうスロープです。かなりレトロな雰囲気です。

 

下りホームの改札口付近です。

 

明かり取り窓がオシャレな感じです。

 

この駅は、「鉄道王」と称されていた初代・根津嘉一郎氏(東武鉄道以外の鉄道会社にも出資していました)が社長だった大阪高野鉄道時代の1915年(大正4年)9月18日に開業しました。画像の駅舎は記録では建て替えや大きな改築をしていないそうですので、大正時代のデザインがほぼ残っていると考えてよさそうです。また西天下茶屋駅付近は戦時中の空襲の被害が少なかったため古い町並みが残っています。

 

大阪高野鉄道が作った駅のためか諏訪ノ森駅の駅舎とはデザインが異なるように思いました。

 

上りホームに入ってきた2200系「走る!工場夜景」号です。

 

以上が大阪市内を走るローカル線を満喫した旅でした。

 

帰りは西天下茶屋駅から大阪メトロの天下茶屋駅まで歩きました。

移動途中で見た牛乳店の自販機です。このあたりは大阪市西成区ですが、堺市内にある泉南乳業の「新泉牛乳」のサービスエリアのようです。500mlサイズのコーヒー牛乳などは製造していないようですので、コーヒー牛乳とフルーツ牛乳は鳥取県の「白バラ」ブランド(大山乳業農業協同組合)の製品でした。

 

【追記:天牛堺書店は、2019年1月に閉店しました

南海の天下茶屋駅の書店です。「天牛堺書店」がありますので、ここが南海沿線であることを強く感じました。

他の関西の大手私鉄沿線に例えると、2018年3月に閉店した近鉄沿線の若草書店、今は店舗数が減っている京阪沿線の水嶋書房、阪急阪神沿線のブックファーストのようなものです。

・ブックファーストは2012年4月以降は阪急リテールズの経営ではなく阪急阪神東宝グループ外のトーハンの子会社です。

・現在の水島書房は京阪の樟葉駅の近くに本社がありますが、元々は大阪の住吉が発祥の地で、現在の店舗展開は南海金剛駅が最初でした。また、金剛駅以外の南海沿線や北摂の茨木にも水嶋書房の店舗があります。

(おわり)