イタリア旅日記の続きです。帰国前日は宿泊地のミラノの観光でした。
今回宿泊したホテルの客室から見えていたミラノ中央駅の駅舎です。
また、ホテルの部屋からミラノ中央駅の駅前を走るトラム路線の車両が見えていました。しかも、この路線の主力車種は旧型車でした。
この旧型車は1927年~1930年に製造された1500型です。設計者の名前からピーター・ウィット形と呼ばれており、停留場では3カ所にある両開き式の折戸がパカーンと開きます。
ミラノ中央駅からメトロに乗ってドゥオーモへ。
ミラノは3回目ですが、初めてミラノのドゥオーモ(大聖堂)の屋上に登ってみました。
ドゥオーモの屋根の上から見たヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアです。
ガッレリアの天井です。
ガッレリア中央のドーム屋根の下側です。
ガッレリアの中心部の床です。8年前は、ここが工事中で近づくことができませんでした。大理石の床材でミラノの市章が描かれています。
スカラ広場のレオナルド・ダ・ヴィンチ像です。8年前は、ここで豪雨に遭遇したため、レオナルド・ダ・ヴィンチ像を撮り損ねました。
イタリアオペラの殿堂であるスカラ座の前でトラムを撮影しました。今回で2回目です。
↓2010年にスカラ座の前で撮った1500型です。
このときはオレンジ一色の旧塗装でした。それが新型車と同じような塗装に変わっていました。
今回はトラムの1500型にも乗車しました。片側にしか運転台がありませんので、後方が展望車のようになっています。
トラムの車内からスカラ座を撮影しました。
トラムに乗った区間の折り返し場所で偶然に見かけた三輪自動車です。これはVespaのエンジンを利用した三輪自動車のApeです。
再び1500型のトラムでスカラ座まで戻り、スカラ座のショップでお土産を購入しました。
これは、ミラノ中央駅のターミナル電停で撮影した1500型の車内の様子です。
不動産会社solobellecase.itの広告電車です。
ミラノには新しいトラムも走っていますが、やっぱり、この戦前生まれの旧型車がミラノの街に一番似合っています。
イタリアの昼食時間は日本よりも遅いため(おおよそ12:30~14:30)、当初予定していたガッレリアでは昼食をとらずに、ミラノ中央駅まで移動した後で駅舎内のホーム端の2階にあるステーキレストランで昼食にしました。ところが、着席後にバケツに入ったピーナッツを店員が席まで持ってきたので気づいたことですが、そこはアメリカンステーキの店だったのです。ちょっと失敗だったのかもしれません。
(つづく)