函館・桜花爛漫の旅(3)末広町~元町 | 鉄道で行く旅

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函館旅行の2日目です。

函館市電の十字街で下車しました。

 

函館駅前から市電に乗る前に見た函館バスの「松前さくら号」です。これは路線バスではなく、個人旅行者向けのツアーバスです。それでも、バスのサイドに「特急」と書いてあったと思います。

 

旧丸井今井百貨店(函館市地域交流まちづくりセンター)の前で撮った函館市電です。

 

山口瞳氏の小説「居酒屋兆治」の舞台は原作では国立市谷保でしたが、映画では函館の金森倉庫の近くになっていました。

 

ドイツのハンブルクを思い出しました。

 

【参考画像】ドイツ・ハンブルクの倉庫街(2009年に撮影)

ハンブルクの倉庫街(ハンブルクの倉庫街とチリハウスを含む商館街)は2015年にユネスコの世界遺産に登録されました。

 

『人が心に思うことは誰も止めることはできない』

 

続いて、函館の元町まで歩きました。

函館山ロープウェイとサクラです。

函館市企業局の元町配水場の庭が公開されていますので配水場の中で撮影しました。

2015年8月に函館山で撮った函館の夜景です。

 

元町配水場から函館港を眺めました。日本国内の近代的な水道施設の整備は横浜が最初ですが、日本人が設計したものとしては、この函館の元町配水場が日本最古の施設です。

 

函館聖ヨハネ教会とカトリック函館元町教会です。

 

遠くに青函フェリーの函館ターミナルが見えていました。ターミナルに停泊中の船は「3号はやぶさ」でした。

 

函館の元町配水場の中を歩いていたネコです。

 

東本願寺函館別院の本堂大屋根と八重桜です。

 

大三坂の上部の「チャチャ登り」と呼ばれている坂道です。ここも映画「居酒屋兆治」のロケ地でした。

個人的には日活映画「夕陽の丘」のシーンのほうが印象強いです。

 

日活映画「夕陽の丘」のロケ地だった「棒二森屋」も見ることができました。

 

遺愛幼稚園の洋館園舎です。現在の園舎は1913年(大正2年)の建築です。

この場所で、この上の高台のマンションから出てこられたご婦人が、折り目正しく「おはようございます」と朝の挨拶をされました。

 

その高台から撮影した函館ハリストス正教会と青函連絡船記念館摩周丸です。

 

函館空港行の函館バス(路線バス)は外国人旅行客で超満員だったため、帰りは車体にグレーハウンドが描かれている帝産バスのエアポートリムジンを利用しました。

「生活路線のバスに大きなスーツケースを持ち込むのはいかがなものか?」という意見もありますけれど、(決して函館に限ったことではなく)日本のインバウンドの受け入れ体制が不十分なところが多々あることも事実です。

 

帝産のリムジンバスは大森浜を経由するため走行中のバス車内から石川啄木像を見ることができました。

 

大森浜の石川啄木像です。(これは2017年8月に撮影したものです)

潮かをる北の浜辺の
砂山のかの浜薔薇(はまなす)よ
今年も咲けるや
          啄 木

 

函館からの帰りに大阪空港(伊丹)から空港リムジンバスで阪神甲子園駅に出ました。

武庫川線への送り込み回送と思われる7861形・7961形と阪神本線甲子園駅で遭遇しました。

旅というものは、最後まで何が起こるか分かりませんねえ。(笑)

(おわり)