阪和貨物線跡を歩く(4) | 鉄道で行く旅

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阪和貨物線跡を歩くの第4回は瓜破(うりわり)から矢田と長吉長原付近の行基大橋までです。

大和川に出ました。上流に二上山が見えていました。

 

大和川の下流側です。手前が高野大橋(府道179号線)で奥の高速道路が阪神高速14号松原線です。

このあたりの大和川の左岸(南側)は松原市だろうと思っていたのですが大阪市環境局の工場があったので、不思議に思って、調べ直したら大阪市平野区の飛び地の瓜破南でした。

 

瓜破(うりわり)の西側の阪和貨物線廃線跡です。

 

高野大橋の東側の廃線跡です。大和川の堤防下を阪和貨物線が走っていました。

 

高野大橋(府道179号線)の西側から近鉄南大阪線大和川橋梁までの間は、国土交通省により高規格堤防化(スーパー堤防化)工事が行われたため、すでに廃線跡が堤防の下に消えてしまっています。「国が大和川のスーパー堤防化を急いだために阪和貨物線が急に廃止された」という話を聞いたことがあります。(←これは公式情報ではありません)

 

近鉄南大阪線の大和川橋梁です。このあたりから再び廃線跡が残っていました。

 

行基大橋の東側も阪和貨物線の廃線跡が埋め立てられ「大和川東公園」に変わっていました。

 

大和川東公園の埋立地から行基大橋の西側を眺めたところです。再び阪和貨物線の廃線跡が残っている部分です。

 

最終的には竜華機関区の所属機で、主に天王寺~和歌山(旧・東和歌山)の間の旅客列車を牽引していたEF52の保存機です。何度かEF52牽引の客車列車に乗ったことがあります。(京都鉄道博物館に保存)

(つづく)