箱根登山鉄道の三線軌条区間 | 鉄道で行く旅

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箱根湯本駅から乗り継ぎの小田急1000形で小田原駅に向かいました。

この区間は箱根登山鉄道の路線ですが、現在の営業列車は小田急電鉄の車両だけで運行されています。

画像中央は狭軌の小田急車両です。右側の軌道は箱根登山鉄道の標準軌です。

 

箱根湯本駅の小田原方の軌道です。小田急用の狭軌に寄り添うように左側から箱根登山鉄道用標準軌(回送線)が接続する分岐部分です。ここからの三線軌条が入生田(いりうだ)検車区までは現存します。2006年3月までは箱根湯本から小田原まで三線軌条でした。それまでは登山電車も小田原駅まで営業列車が運行されていました。

 

以下は入生田(いりうだ)検車区までの三線軌条の風景です。

やっぱり箱根駅伝のテレビ中継を思い出します。

 

秋景色の中を行く箱根登山鉄道です。車両は小田急1000形ですけれど。

 

三線軌条が続きます。普通の人には護輪軌条(間隔が広すぎます!)のようにしか見えないと思います。

 

柿の木と三線軌条です。

 

まだまだ三線軌条です。

 

「(場内)中継、注意!」と喚呼しそうになりました。入生田駅の場内信号機に従属する中継信号機です。

また、この曲線区間には護輪軌条(ガードレール)がついていますので、レールが5本もあります。

 

入生田駅に入線します。

 

三線軌条区間の終端です。左の進路が入生田検車区で、中央が三線軌条の安全側線です。右側が狭軌だけで小田原駅方面に向かう小田急車両専用の軌道です。

 

1985年に風祭駅で撮った、当時の小田原~箱根湯本間の三線軌条です。(再掲載)

箱根登山鉄道関係の画像はこれで終わりです。

(つづく)