富田林の寺内町(1) | 鉄道で行く旅

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大型連休中なので、混雑を避けて、それほど観光客が押し寄せない富田林の寺内町(じないまち)まで出かけました。

近鉄の大阪阿部野橋駅から吉野行急行と長野線を乗り継いで富田林(とんだばやし)に向かいました。

 

思い出の今川駅を通過します。

 

富田林駅です。駅前に金剛バス(金剛自動車)が停まっていました。

 

富田林のランドマークである大平和祈念塔(PLの塔)です。

♪ああPL PL ・・・・

 

本町公園です。

明治時代の明星派女流歌人・石上露子(いそのかみつゆこ:本名は杉山タカ 1882年~1959年)の歌碑がありました。

「みいくさにこよひ誰が死ぬさびしみと髪ふく風の行方見まもる」という日露戦争当時の和歌です。日露戦争時代は、与謝野晶子もそうでしたが、やや反戦的な詩歌でも昭和の戦時体制下のような規制はなかったようです。

 

長姉が富田林に住んでいたことから富田林と縁があった織田作之助の文学碑(土曜夫人の原稿の一部)です。

 

石上露子の「小板橋」の詩碑です。

 

昔は河内地方の水田でよく使われていた足踏み式の水車です。

 

旧田中家住宅です。

 

五月人形を飾っていました。

 

旧田中家住宅の内部です。

 

寺内町の市場筋を南に向かって進んでいきました。

 

富田林市のマンホール蓋です。市域を貫通する一級河川・石川。 そして、富田林にゆかりのある楠木正成の家紋「菊水」をイメージした流水紋。 この2つを組み合わせて空に見立て、背景に金剛・葛城山系、手前に重要文化財「旧杉山家住宅」と市の木「くすの木」、市の花「つつじ」を描いたマンホール蓋です。 

(つづく)