映画監督の小津安二郎(1903年-1963年)氏の「晩春(1949年)」「麦秋(1951年)」に登場する北鎌倉駅まで行ってきました。(小津安二郎監督自身も北鎌倉にお住まいでした)
北鎌倉駅の下りホームです。
北鎌倉駅の構内踏切から上り側を眺めたところです。上下線ホームともに工事中で、ホーム上では絵になる画像を撮ることができませんでした。
北鎌倉駅から円覚寺に向かう道から北鎌倉駅を眺めました。
小津監督作品の「晩春(1949年)」では、まだ茶色塗装の国電(モハ32系など)が写っていましたが、「麦秋(1951年)」では、国電が横須賀線色(スカ色)に塗り替わっているだけでなく、当時の新造車の70系が写っています。
画像は阪和線で1971年に撮影したものですが、昔の横須賀線の70系と同じ車両です。
円覚寺は臨済宗の寺院で鎌倉五山の第二位に格付けされています。
円覚寺の境内案内図には記載されていませんが、この円覚寺に小津監督の墓があります。