まずは、写真を。
これは、現在建設中の町営辰野病院建設現場の写真です。
別に辰野病院に興味があるわけではなく、私が見に来たのはクレーンです。
私、クレーンが好きなんですが、広く浅くタイプなので深いところまでは知りません。
と言う事で、2機の大型クレーンが設置され作業していますね。
これは、コベルコクレーンのマスターテック7120というクローラクレーンです。
最大つり上げ能力は120トンもあるんですね。
だからと言って120トンまるまる吊り上げられるかと言うと、、、それは無理でなんです。
ジブの先端が支点から離れれば離れるほど能力は落ちていきます。
簡単に言えば、ジブが水平に近づくほど能力は落ちます。
夕方、作業を終えてジブを折りたたんでいる所なんですが、、、
なんともない写真にみえますね。
でもこれ、一番危険なポジションから少し開放された場面です。
実は、ジブが水平になるほど、今度は転倒の危険が増すのです。
運転手さんも、緊張しながらゆっくりゆっくり運転されていた事でしょうね。
私も、写真を撮るのも忘れて、つい見入ってしまいました。
クレーンと言うのは、水平な時が能力も低いし一番危険な状態でもあります。
こうして見ているだけでもクレーンってイイですね o(〃^▽^〃)o
ちなみに、これはトラック搭載型クレーンと言って、町でよく見かけるやつです。
主に運搬を目的としているので、クレーンとしての能力は低く、これは3トン未満ではないかと。
通称ユニック、古河ユニック製のエコクレーン。