第23日 民主主義とは緻密な論理
民主主義を考える前提として、「全ての人は、生きる権利を持っている」という基本理念(DNAによる純粋論理;第12日参照)を確認します。
民主主義の目的は、全ての人民の平和で健康な日常生活の追求です。(基本理念は人であり、国や民族、組織ではありません)
また、この目的に反する行為は、多数による決定でも民主主義とは言えません。
多数決の問題点は、会議の進行運営者の資質が大きく関わってきます。つまり、中立公正ではなく、民主主義の理念に則った運営が必要なのです。中立公正は、時として、扇動的な感情論に押し流され易いのです。また、政党中心の政治も大きな問題点があります。組織擁護と党の指導者の考え方に左右されやすく、民主主義の理念を逸脱するかもしれません。
民主主義を実行する方法の絶対条件があります。それは、緻密な論理の基にのみ民主主義は成立します。
緻密な論理とは、全ての批判、問題点を論破した完璧な論理です。しかし、実際には実現は不可能でしょう。論理を深めることで、民主主義により近づくべきです。
その論理の手法は、全ての事柄に疑問符をつけて、より正しい解答を導くために物事の本質を追求し、論理の修正、削除、追加をするのです。解答の注目すべき点は基本理念(純粋論理)です。
その疑問符とは、誰が、何処で、いつ、何を、するのか?または、したか?
その結果、何が、どうなるか?または、なったか?
関係する全ての利害は?
事前事後の直接的及び間接的影響は何か?
関係する全ての人物や組織の素性は?
関係する全ての情報源とその信憑性は?
総合的に人民に対する影響は?
疑問はいくつかの壁にぶつかりますが、民主主義の基本理念を守ることで、より正しい解答を得られます。