第10日 論理的思考

 

感情的思考は、深く考えずに思うことです。本能的で迷いがありません。潔い性格まっすぐな人間と言われたりします。悪くいえば、思考能力の無い人ともいえます。(劣っているのではなく、ある意味、一般的です)

論理的思考能力を獲得するには、「疑問を持つ」ことです。

論理的思考は、人それぞれです。自我、芸術、学術、運動、政治、経済、社会、農業等々、多岐にわたります。ひとりが複数の分野で思考を高めるのは、共通性がない限り難しいです。(脳の処理能力から多くの時間が必要なのです)

疑問を持つには、その人の探究心や好奇心が必要です。そして、自分の言動に常に責任の意識が必要です。それらは、DNA遺伝情報や成長過程に於ける様々な環境が関係します。疑問を持つ場合、常に第三者の視点を忘れてはいけません。

例えば、ある事柄についての情報があった時、①先ず、その情報じたいの信憑性、②情報の発信者の立場、③一方的な見方をしていないか、④感情的表現をしていないか、⑤結論を誘導していないか、⑥飛躍した点はないか、等の他思いつく疑問を自己提起するのです。

自己提起の疑問の解決は、面倒で難しいですが、第三者的視点を常に意識した検討の積み重ねが、思考する性格をつくります。(論理的人格の形成)

疑問を持つだけでは、自我の発見はできません。自分の存在を問いかける必要があります。(自身の論理的位置づけ)

自我は全ての分野の支柱となります。ある事柄を実行する際、自我のありかたで(本能的か論理的か。閉鎖的世界観か開放的世界観か‥‥等々)、本来の趣旨が変わってしまうことがあります。