第17日 精神文化の停滞
精神文化とは、意識的思考をさします。例えば、何を食べようか?とかいう日常生活から、会社経営、製品の開発、学問や芸術等、脳を使うこと全てです。
ここでいう停滞とは、人間社会の発展に適応できていない精神文化の状態を意味します。(別の言い方をすれば、現代、世界の知性は累積する国際問題を解決出来ないでいる)
精神文化の停滞は、旧態然とした戦争社会の存在が証明しています。貧困、難民、宗教、民族主義、国民を監視する国家社会、一国の価値観だけで世界を睥睨する強大な軍事大国。そして、これらの現状を支持し選択している多くの国々と民衆。
人の一生を精神文化的に分けてみます。誕生してしばらくは、DNA遺伝情報に基づく本能の時代。母親や周囲から学習時代。幼稚園や学校、遊びや習い事・外出等様々な経験と、友人や大人達との交流による人格形成時代。成人し独り立ちした人格確立時代。
精神文化に最も影響し決定づけるのは人格形成時代です。環境(社会的、公的)、学校教育、各種メディア等の在り方が個人の人格を作り上げるのです。
停滞の個人的原因は、常識(一般的、原始本能=原始純粋論理)と現実との矛盾を克服できないことです。また、こうした矛盾さえ気づかない人々が多くいるのも事実です。