第20日 宗教
世界の人口の半数は、キリスト教(約3割)とイスラム教(約2割)で、ヒンズー教、仏教他とつづき、無宗教と思われる人々は1~2割程度と推定されます。
世界の大部分の人々は信仰を持っているのです。宗教の多くは幸福を、心の安らぎを追求していると思います。
しかし、現実社会から戦争はなくなりません。理由は、その宗教が、現代社会に即応していないか、教えに暴力や戦争の否定がされてないためです。
一般的宗教では、人々の心の安穏や生き方を説いています。そして、信仰に忠実であることを求めています。
キリスト教の開祖(救い主)イエス・キリストやイスラム教の開祖(神の預言者)ムハンマドの生きた時代と現代では、社会も世界も大きく変化し、人間の科学的解明も進んでいます。聖書やコーランは現代を、(聖職者によって)どう読み説かれているのでしょうか。
宗教は大きくなればなるほど、政治権力からの影響を大きく受けます。そして、教えに忠実であるより、宗教組織を守ることを優先する傾向にあります。
宗教は一つの世界観(非科学的)を信者に強制します。更に、日常生活にも深く干渉してきます。幼くして入信した場合、信仰に埋没するほど、個(自分)の人生は無いものといえるかもしれません。脳の成長期に、信仰を強制することは(たとえ、どんなに正しい信仰としても)、人間としても、好ましいとは思われません。自己責任のとれる成人になって、自分の判断で信仰を決めるべきです。(宗教的洗脳)
神の教えとは、神自身の言葉では無く、代弁者たる預言者や聖人(といわれる人)の作ったものです。そもそも、科学的に神は物理的存在は証明されていません(人の心の中に、神は個人的意識下に存在するかもしれません)。
作られた時代背景や環境も現代とは、著しく変化しています。特に、民衆(信者)の立場が身分制と様々な抑圧から解放されました。神の教えの想定した状況とは異なるのです。現代は、上級聖職者が教えを(私的に?)解釈・読み替えているのです。
宗教は人類を救うのでしょうか。それなら、何故、紛争や戦争を続けるのでしょうか。世界の有力な指導者達は信仰をもっていますが、神の教えに背いていないのでしょうか。(信仰をもつことが、不都合な事実の免罪符になっているのでは‥‥)