届いてたよ。届いてますか。
会いに行けばよかったなんて思わない。
ましてや、出会えて良かったなんて、絶対に思わない。
思えるはずがない。
なのに、こんなにも苦しくて、涙が出るのは何故なんだろう。
こんなにも、後悔しているのは、どうしてなんだろう。
逃げなければ良かった?
違う
出会わなければ良かった?
違う
欲張らなければ、良かった。
どうしても、どうしたって、一番になりたかった。だって、わたしにとっては貴方(三人称)が全てで。その音が、光が、色が、すべてで。
ねぇ、あれからたくさんのことを知ったよ。
知らなかった音も、景色も、色も、たくさんみたよ。
でも、そこに、あの時の色はひとつもなかった。
勝手に、消してしまったから。
いつだって大切なものを見誤る。
いつだってわたしは欲張りだ。
ねぇ、変わってしまったのは、わたし?
それとも、貴方かな。
お互いに変わってしまったし、お互いに何も変わらないんだね。
きっともう、二度と会うことがない存在かも知れない。それでも、いいや。
わたしのもとまで、届いたよ。
手のひらの上の小さな世界を覗いているだけのわたしのもとにも、ちゃんと届いたよ。
いつだってわたしは大切なものを見誤る。
これからも、きっと、こうやって勝手に縮こまって生きていくんだろう。
でもね。
嫌いなんかじゃ、なかったよ。
たくさん泣かされた。
たくさん困らせた。
たくさん愛を貰った。
わたしはなにか、できたのだろうか。
もう会うことのない君達へ。
ずっとずっと、ファンでした。
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