今さら売買1週間前のドタキャンとは | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
 申し訳ありませんが、フォロー申請、解除の繰り返しはご遠慮ください。

すみません、長文で愚痴りまーす!グラサン

 

 

 

 

前回のおさらい

 

土地の売買価格 140万円の売買契約日を今週末に連絡してくれると約束してた買主のおばあさんから、昼に電話がかかってきた。

 

直感で、ん? と嫌な予感がした。キョロキョロ

 

「Tetsu社長さんには申し訳ないんですけどね。主人も歳だし、2日間くらいクラクラしてるんです。ですので、家を建てるのをやめようかと思います。せっかくのお話ですけど、今回はお断りさせて頂きます。」おばあちゃん

 

だーかーらー!!!! どうせそうなると思ってたよ。ショボーン

 

歳が歳だって??? そんなの初めからわかってたよ。85歳にもなってよく土地買って、家を建てるなぁって思ってたけどそんなの指摘できるわけないじゃん。ムキー

 

欲しいっていうから、こっちは1時間もかけて自宅を訪問して、説明もしてるんでしょうがっ!!!ムキー

 

 

確かに、売買契約成立してないから、キャンセルも自由だよ!?

 

でも、そんな歳を言い訳にするんだったら、初めから買うなんて言うな!!

連絡はよこさない、約束は忘れる、時間は守らない、そんな買主を誰が信用するんだ。

 

来週、契約するって流れで準備はしてたけど、ずっと不安がぬぐえなかったのも事実。

 

 

本当に大丈夫か?本当に買ってくれるのか?

 

これがずっとグルグル回ってた。

 

買主さん、それはないでしょう!?売主様への信用問題はどうしてくれるんですか?これまで全くお話も聞いて下さらないし、たぶんそうなると思ってましたよ。わかりました。もういいです。お渡しした書類は全てそのまま返送してください。失礼しますムキームキームキー

 

交通費、通信費、コピー代、調査のために区役所、都市計画課、土木事務所、水道局、法務局を訪問した時間を返せ!!ムキー

 

これまでで、一番強く言ってしまったかもしれない。でも、本当に最初から最後まで信用できないお客さんだった。

 

 

最初?

最初は訪問時間の20分前に到着してしまったけど、路駐も厳しかったのでせめて駐車場をお聞きしようと早めに玄関ベルを押したら

 

約束よりも早いでしょ!おばあちゃんとなぜか怒られてしまったところから、「なんで?」

(・・? だった。

 

遅れて怒られるのならまだ、反省もするし謝罪もする。でも、早く着いて怒られたのは人生で初めてかもしれない。

 

その時から、違和感がすごくあって玄関先の狭い土間で話を済ませようとするところも違和感だったし、信頼できる人柄が一切なかった。

 

もちろん、銀行員時代は玄関先で話すことがほとんどだし、それは間違ってない。

 

でも、僕は「契約内容の説明をさせて頂きたいので1時間はかかります」と話してもいた。安いとはいえ、100万円以上の資産を売買する大事な話を訪問販売のように玄関先で対応する、その神経がわからない。

 

測量士、売主さんに電話で謝罪。

売主さん、そうとう残念がってた。そりゃそうよ。やっと見つかった買主さんなんだもん。

 

 

信用がなくなったな。本当に損害賠償請求したいくらいだけど、こういう買主さん、いや買主とは二度と関わらないし、関わりたくない。

 

 

あー、もう。えーん