不動産屋だったのに? | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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身内の恥をさらすようで恥ずかしい話なのですが、

 

うちの会社、もともとは父が創業したんです。当然ながら宅建主任士の資格もあり、50年近く携わってきているんです。

 

で、数年前にくも膜下出血の手術をした のをきっかけに引退したんですよ。

現在は後遺症もなくピンピンしてますけどね。ニコニコ

 

 

親戚は当然ながら不動産経験者の父か僕を頼ってくるわけですが、ある日その親戚から相談が持ち掛けられました。

 

「娘の旦那(義夫)がだらしがなくて困る。いつもお金を無心してくるんだけどどうにかできないかしら?このままでは私の家も売られてしまうかもしれない。」と。不安

 

 

そこで父が出した解決策は

 

その家に父が債権者となる抵当権を設定する、ことだったんです。

 

???????

 

何がしたいのか全然理解できないんだけど。ショボーン

 

 

抵当権がその義夫の抑止力になると考えたんでしょうけど、ハッキリ言って無意味なんです。

 

 

まず、不動産は権利証、実印、印鑑証明書、そして司法書士による本人確認がなされないと売却は不可能です。

 

つまり、所有者(親戚の伯母さん)の意思なくしては売れないんです。

 

 

それなのに、なぜ抵当権を設定したんだ???と疑問しかないのです。

 

もちろん、抵当権は抹消しないと売却はできないのでそれも少しは役に立つかもしれないけど。

 

これ、問題があって、もし父が急死した場合、法定相続人4人に相続されることにもなるので、厄介極まりないんです。

 

 

そして、もう一つ。

実家に住んでいる姉夫婦家族がいるんだけど、その旦那(義兄)がある日、大工を連れてきて

リフォームをしようとしてたんです。

 

所有者は父です。つまり、勝手に人の家をリフォームしようとしてたことに父が激怒しました。

 

「許可もなく、何勝手なことしようとしてるんだ!」ムキー

 

正直なところ、あまり仲が良くありません。ショボーン

 

 

なので、そこでもまた抵当権が出てくるんです。

 

「実家にTetsuの名義で抵当権設定しようと思うんだけど。」と相談を持ち掛けてきた父。

 

 

 

いや、だからさ。抵当権は意味がないんだってば!ショボーン

ましてや、リフォームに関係ないじゃん!えーん

 

 

義兄が「抵当権がついてるのか、じゃあリフォームは諦めるか」ってなる?????

 

 

ならんでしょうに。ショボーン

 

 

もう、意味がわからないです。不動産やってたとは思えない。

 

 

「じゃあ、名義をTetsuにするか。」

 

 

バカ。

 

 

 

僕が固定資産税を払うわけ???なんで???

 

そして、それって生前贈与だから贈与税かかるんだけど、わかってる??????

 

もっとしっかりしてくれよ、親父・・・・・。えーん