身から出た錆の話 | 走る不動産屋の2代目日記 season4

走る不動産屋の2代目日記 season4

不動産屋の日常を書いています。そして、走ります。愚痴ります。 
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今、買主さんの希望する条件の土地探しをしていて、抜群に立地条件が良いところが見つかった。

ただし、ゴミ置場が目の前にあるのだ。それさえなければ、購入を検討したいという。

さっそくご近所回りをして自治会長さんが誰か教えてもらった。
Aさんが自治会長よ。」

え、Aさん?Aさん?・・・・・・・・・・・Aさん?
思い出した。俺知ってるわ、Aさん。

1375件の記事のどこかに書いたかもしれないけど探し出せないので割愛しますが、アパートをいくつか持ってる地主さんであちこちに入居者募集を依頼する方。決して、管理は任せない。

で、ある時ワンルームに客つけを頼まれていたので、来店されたお客様を連れて内覧に出かけた。

鍵をガチャっと開けると靴がおいてあり、既に住んでいたのだ。
当然、お客さんからは変な目で見られるし・・。だって、住んでるんだもん。

案内したお客さんには平謝りで帰ってきてから猛然とAさんに電話で抗議したことを覚えている。当時は30歳くらいだったろうか。天狗になってた時期でそうとう嫌な事を言ってた気がする。

その後も入居者のために駐車場契約をしたいと来店されたので、敷金、仲介手数料などの説明をしたんだが、
「なんで、敷金を払わないといけないの?Tetsuさんと僕の中じゃん。免除にしてよ~。仲介手数料だって割引してよ~。」

今なら軽く聞き流せるそんな事すら、食って掛かっていた。
「敷金を払うのがルールなんです!払わないなら契約できませんからね。融通なんて効くわけないじゃないですか!」

今だったら、引っ叩いているような対応をしていたもんだった。
なので、ああAさんはこんな人なんだと、邪見に扱っていたのだ。
時々、用もないのにフラッと来てはどうでもいい話をしに来ていたが、若造の僕はまともに相手にもせず、鼻であしらっていたと思う。

それが今になって、もっとも力になってもらわないといけない立場の人になっていた。

当時の事を覚えていたらきっと話なんて聞いてくれないと思う。いや、覚えているだろう。忘れるわけがない。

都合が良い時だけ、ニコニコして近づく? 俺にはできそうにない。

まさに「身から出た錆」とはこのこと。因果応報ともいうべきか。どこでどう繋がっているかなんて本当にわからないものだ。

悩むなぁ・・・・・・・・・・・・・合わせる顔がない。