お客さんから土地の売却を依頼された。ただし、他の業者さんも販売するため、一般媒介での仲介になった。
そういうとき、僕は必ず売主さんに確認する事がある。他の業者さんと専任媒介をしていないかどうか?、そしてその業者さんの了解を得ているかどうか、である。
専任媒介の場合、うちの会社は仲介を引き受けることはできないのです。
そのへんは大丈夫です、と売主さんに確認できたので一般媒介を結んで、さっそく広告掲載を行った。
すると、先に仲介を依頼されていたその業者さんが「挨拶に来たい」という。
なんでだろう?あまりそういうのって聞いたことがない。
まあ、でも挨拶に来るってむこうから言ってるのを断る理由もないし、受け入れることにした。
で、翌日担当者と社長がわざわざ菓子折りをもってやってきた。
なんか、裏があるのかなぁ?と勘繰り始める僕。
社長 「おたくさんは売主さんに会ったことないですよね?」
え?何それ?どういう意味ですか????
「いえ、ご来店されて仲介を頼まれたんですけど。現在のご住居を買ってもらったのでそのご縁がありまして。」
「あーーー、そうだったんですか。わかりました。」
ん?????? 何? 気持ち悪いんだけど。
後々、判明したこと。
要するに、売主さんがうちの会社に仲介を依頼するにあたって、その業者さんにこんな言い訳をしていたのだ。
「Tetsu不動産に売らせてくれって頼まれてしまったので、あちらでも売ってもらう事になったんです。」
いえ、違います。売主さんが頼んできたのです。
つまり、売主さんが悪者にならないような言い訳をしていたのです。
だから、その先に依頼されていた業者さんにしてみたら、
「何だ、この野郎。途中から横やり入れてきやがって。そうか、だったらこっちから乗り込んでやろうじゃねえか。そこで、注意したろか。」なんて思ってのご挨拶だったようです。
そうでもしなきゃあ、わざわざ乗り込んでこないでしょ?
安心してください。そのへんのルールはちゃんと守っています。
でも、売主さん・・・そんな変なこと言わないでよ。できたらこっちに専任媒介で売らせてほしかったです。
挨拶回りとか、なんだか物騒なご来店はやめて!!!