ちょっとほかの場所でパワーを使いすぎて
心が抜け殻になっているので、今日のブログは他力本願で💦
心に響いた言葉を2つ。
まずは昨日の新聞。
「お金を払うというのは、自分で解決できない問題を他人にパスしているだけなんや」
朝日新聞の「折々のことば」に載っていました。
元は『きみのお金は誰のため』という小説にある言葉だそうです。
この言葉に、めちゃくちゃ「はっ!」とさせられたんですよね~。
大好きな小説も、好物のパンも、かかりつけの動物病院も。
私ができないこと、つまり面白い小説を書いたり、おいしいパンを焼いたり、ネコの病気を治したりを、お金を払って作家さんやパン屋さんや獣医さんに代わりにしてもらっている、ってことなんだよね。
私が自分で解決できる、つまり自力でなんとかできることなんか、ものすご~~~く少ない。
ほとんどのことを、お金とか縁とか親切とかで他人に解決してもらっている。
ほんと、「みなさまあってのワタクシです」って思います🙏
ん?
ってことはさ、
お金をいっぱい使う人ってのは、自分の問題を他人にパスしまくってる人ってことなんだよな
先ほどの言葉の説明欄には「お金が力をもつのは、『働いてくれる人から選べる』時だけ」という言葉もありました。
これも本当にそうなのよ
いくらお金を払っても、やってもらえないときはある。
自分の問題解決のために働いてくれる人が、ぜんっぜん見つからないことはある。
無人島に流れ着いたら、お金なんか意味ないのよ。
これ、私も最近実感しました。
みなさんもコロナで感じましたよね?
友達が以前言ってました。
「トシを重ねると、それなりにお金も稼げるようになるけど、そうするとなんでもお金で解決したくなるんだよね。
大好きなアーティストのライブチケットも、昔は『ぴあ』とかに電話かけまくって獲ったのに、今は転売サイトで3倍のお金を払ってポチっとやるだけ。
お金はいっぱい払ってるのに、愛情は安くなった気がする」
確かに。
もうひとつは、今朝響いた言葉。
またしても朝ドラ『虎に翼』から。
(父や兄が戦死や病死して)自分はこの家の唯一の男になったんだから、自分が一家の大黒柱にならなければいけないんだ、だから大学に行かずに働くんだ、という弟に。
寅子の一喝。
「そんなものにならなくていい!!!」
『虎に翼』は女性に刺さりまくりの朝ドラですが、男性にも刺さるであろうフレーズはたくさんあると思うんですよ。
日本国憲法には男女は平等と書いてある。
だから男のあなたが全部背負いこむことなんかない。
みんなが柱になればいい←ここで風柱や水柱や恋柱が思い浮かんだ私
これまたおっしゃるとおり!!!
男性だけが働いて稼ぐ必要なんかぜんっぜんないんです。
女性も同じように働けばよいのです。
むしろ、会社に文句ばかり言いながら、要領の良さと上司への媚びで社会を渡る男より、寅子みたいに仕事そのものに情熱とやりがいを感じる女性の方が、ガンガン働くべきでしょう。
その代わり、家事も、育児も、親戚づきあいも、近所とのあれこれも、学校の役員も、ぜんぶぜんぶぜ~~~~んぶ、男性も平等にやってね
とくに名前のない家事、ね?