今日は朝からとんでもなくバタついている1日です。
大谷VSダル対決のニュースを観ていたら、地震が起き(私はまた、わがボロ屋が強風で揺れたのかと)、続いて一平さんの違法賭博&横領?ニュースが飛び込み
、息子のリモート面接の時間だってのにネコ
が騒ぎだし、もうな~んそれ!!な1日のスタートだった
関東にとって地震はもはや「毎度お騒がせします」状態なので、気にしても仕方ないですが、一平さんに関する追加情報は切に待たれます。
でないと、果てしなく憶測が広がりそうだしね
いや、今日はそんなことではなく!!
一平さん問題も悲しく残念極まりないのですが、録画して昨日観たドラマがあまりにも残念な出来だったので、ここに毒を吐かずにはいられないのです!
そのドラマとはNHKの『高速を降りたら』。
このドラマ、私の好きな東京03の飯塚さんが、初めて主演をしたんです!
角田さんばっかりが注目されますが、東京03は全員が芝居巧者。
満を持して、飯塚さんが!主演!!とすごく楽しみにしていました。
しかも、あらすじがめっちゃ面白そう!
地方の病院。父のベッドを囲む三姉妹の娘たち。深夜に父の容体が急変。三姉妹はそれぞれの夫を呼び出すことに。三人の夫たちは一台の車に相乗りし病院を目指す。「男らしさ」を誇示し合うオギノ・トミタ・コマキの三人。しかし、それぞれ秘密もあって……。「男らしさ」に意味なんかない、と思いながらも、考えずにいられない。三十歳の脚本家武田雄樹さんが、「らしさ」への呪縛と格闘した意欲作です。
ね?面白そうでしょ?
この3人の夫たちが、ぜんぜん親しくないって設定がまたいいんですよ。
長女の夫・オギノが飯塚さんで、次女の夫・トミタが松澤匠さん、三女の夫・コマキが山脇辰哉さん。
私、山脇さんけっこう好きだし、松澤さんも脇役でよく観る演技の上手な方なので、配役もいいじゃんかとひとりでワクワクしておりました。
そうしたら!!!
・・・
こんなに面白い設定、上手な俳優で、なんでこんなにつまんないドラマに仕上がるんだろう?
設定はいいのに、出てくるエピソードが全部「どこかで観た」感じの、ありふれたものばかりなんですよ。
え、30歳の感覚ってこんな古いのか?
妻のほうが稼いでること、専業主夫になってほしいと妻が言ってることを小耳に挟んだからって、夫の男らしさの発露が浮気?
はあああ???
いや、もっと違うエピで「男らしさの呪縛」なんていくらでも描けるでしょうに。
3人のエピのなかでは、コマキの「体育会のノリについていけない」「いじめといじりはどう違うんだ」という話が、いちばん展開に期待が持てたんですが、これは描き方があまりに弱い弱すぎる
男女関係なく、この程度のことでそこまでウジウジするってどうなの?と思ってしまう。
『不適切』みたいに先輩からケツバットされろとは言わないし、神戸大学のお遊びサークルみたいに部のみんなで旅館を破壊しろとも言わないが、コマキのつらさはもっと芯を食った描き方しないと説得力がないよね💦
危篤状態のお父さんの顔をあえて写さず、男らしさの象徴としてヒゲだけを写す、という演出もなんだかなあ。
そんな小細工、必要か?
夫たちと違って「男らしいお義父さん」の描き方も中途半端だったし、死にかけてるお義父さんに「じつは僕、あなたの娘と離婚するんです!」って叫んじゃうのが真の男らしさ(正直さ・誠実さ)、という描き方には違和感しかない。
それ・・・残酷すぎると私は思うよ。
とにかくこのドラマ、既視感ありありのエピのせいで、「男らしさの呪縛」に苦しむ男たちの思いがまったく伝わってこなかった。
設定だけ借りて、飯塚さんが脚本書いて、コメディにしちゃうほうがよかったと思う。
コメディでも、人の苦しみや嘆き、怒りは充分伝わるからね。
むしろ、そちらのほうが伝わることも多い。
というわけで、このドラマのよかったところは、1回きりで40分と短いことだけ
面白かったのは、オギノとトミタが「うちは従業員3万人の大企業だから。俺はそこの管理職だから。おたくみたいな地方スーパーの管理職と一緒にしないでくれる?」「ボクは慶応出てますけど?」と、本音全開でマウント取るシーンのみだった。
ううう、せっかくの飯塚さんの主演作が・・・
同じ3人の夫でも、めっちゃくちゃ面白かった、角ちゃんの「大豆田とわ子」とは大違いだよ
最近のNHKドラマには大満足だった私も、ちょっと考えを改めましたわ。
受信料100円くらい引いてほしいかも
あ、でも2026年の大河の主役は仲野太賀くんなんだってね
太賀くんもついにここまでキタかあ~~
これは超超超期待
絶対観る
ポイントは兄の秀吉役に誰をもってくるかなんで、太賀くんといいケミが観られる俳優さんをもってこれたら、受信料100円プラスしてもいいわ
結論。
やはりね、脚本は大事よ!!!
セクシー田中さん問題や、某ドラマの映画版を観ても思いました。
ほんと、脚本は、大事。