鉄九郎師匠のおさらい会…。 | 日は照るとも 絶えずとうたり テッピンブログ  ~松永鉄一朗~

日は照るとも 絶えずとうたり テッピンブログ  ~松永鉄一朗~

2020年松永鉄九郎門下として、松永鉄一朗を襲名しました。
鉄九郎師匠大阪お稽古場での様子や神戸での邦楽イベント情報などを中心に綴ってまいります。
古典芸能の楽しいところをたくさんお届けできるように綴って参ります。
よろしくお願いいたします。


ずいぶんブログをお休みしてしまいました。
年末と決算期が輻輳する本業に力入れてまして…。
やっとこさ、休みらしい休みを送ってます。
朝から着替えることもなく…#stay home…てか、出かけると身体が休まらないので一歩も出ません(^.^)

さて、鉄一朗としてブログ始めるにあたり、まずは 大恩ある鉄九郎師匠のおさらい会について書かないと始まりません。

今年の始めから用意してた鞍馬山。
もう、しっかり頭に譜面も入って準備万端の九月に大怪我…。
二回のお稽古を休まざるを得ず…当日の下浚いまで師匠に会うこともなかったのです。

下浚いの日、上京するのに荷物が多いと左手に負担がかかるので、スーツ姿での出演に…。
初舞台で名披露目を演出してくださってる師匠に申し訳ない限りで、単身東京へ…下浚いの会場へは遅めの入場で中からは既に早い方からのお浚いの様子が聞こえてきます。

忠五郎家元と忠三郎師匠に、ご挨拶して
下浚いの会場へ…。
鳴り物の音とバンバンくる三味線の音と…。何だか初めての事だらけで緊張感が高まります。
師匠のお弟子さん方の三味線は半端なく良い音してますので、自分の番には余計な力が入ってきます。

控え室でこの度一緒に名取になった方たちと、ご挨拶して少し落ち着いたところで。兄弟子の鉄寿郎さんがそろそろですよーと、呼びに来てくださいました。

明日の本番は鉄寿郎さんが後見に付いてくださる。
大舞台では頼りになる後見。
ワタシに後見が付いていただけるなんて!子供の頃に祖母が付いてくれた以来。
なんと、良い舞台なんだろうと感じました。ここにも師匠の配慮というか、優しさを感じました。

下浚いの後は宿泊先へ一目散。
食事も早くに済ませ、翌日に備えて早めの就寝で体調管理して、翌日の内幸町ホールでの本番に備えました。

何せ東京、舞台、師匠の会と初めてづくし、幕開きから緊張しながら自分の時間を待ちました。

途中に神戸ではご実家が私の会社に近く、お世話になっていて、関東にいらっしゃる大和楽の大先生大和礼子先生も駆けつけてくださり、とても緊張が高まりました。

舞台はガンガン良い三味線でいろんな感動が生まれました。自分の事より、大阪のメンバーの三味線に聞きいってたり、あれこれしている間、師匠は出ずっぱり。

24番の通しという、とんでもない舞台をこなしてられる、幕間は休憩どころか、幕前でトークと超精力的。

とても年上に見えない。



いろんな思いが詰まったまま。いよいよ出番。

ド緊張の中、外したり透かしたりといつものようにやらかしたけど、とても良い音が出ることもありました。
完璧はほど遠いですが、師匠に演出していただいた舞台は堪能しました。

横に鉄九郎師匠という安心の存在。
右手には透き通るような声の杵屋勝彦師匠。
前にはお囃子の皆さん。

自分の三味線の音より誘導していただきながらの15分ほど…。
あっという間に憧れの舞台が終わりました。

夢のようなひととき。
東京で松永流の舞台に出させていてだき、大勢のお仲間たちに囲まれて夢のような気分で会を終えました。

実はその後、仕事が押していたため終わり次第で会場を後にしました。
他のお弟子様がたは師匠へのサプライズがあったため、ほぼ出演者全員が会場に残るなか、私は一足早く新幹線で神戸へ向かっていますと、グループLINEが続々と…。

車内でLINE見ながら名古屋へ着く頃に、師匠からのサプライズという動画がアップされました。

それは一人一人への師匠からのメッセージ。
私にも一言が…。
その中には父の和佐次朗の話、私の名前の鉄一朗としての話と涙無しにはいれませんでした。

車内で見られないように窓の方向いていると、ちょうど電車は名古屋駅へ到着。
涙見えないように外向いてたらホームにいた小さな男の子とバッチリ目が合う始末。

そんなこんなで会の経験は私の今後に大きな影響を、与えてくれることでしょう。

次のブログからは鉄一朗の日常をお伝えして参ります。
何とぞよろしくお願いいたします‼️