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隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

Keyには名曲が多く、それ故に逆に名曲が埋もれてしまいます。

Keyの曲といえば以下の名曲群があります。

・「鳥の詩」で代表されるAirの曲たち。「青空」と「夏影」の必殺コンボ。

・「saya's song」で代表されるリトルバスターズの曲たち。「リトルバスターズ」や「Alice Magic」といった秀作。

・「時を刻む唄」で代表されるClannadの曲たち。「だんご大家族」や「小さなてのひら」といった聞いただけで泣けてしまう曲たち。

 

そして、ガルデモ。「一番の宝物」の圧倒的なパワーで蹴散らし、「Alchemy」とか「Shine Days」の名曲を残す。

そのため、Angel Beats!はガルデモという印象を残します。

 

しかし、曲としてはAngel Beats!は「My Soul,Your Beats!」が一般受けするのではと思いました。

 

それは、エレクトーンの先生との会話で。この先生はほぼアニメを知りません。

 

次回練習曲として提示したのは、らき☆すたの「もってけセーラふく」、ハルヒの「ハレ晴レユカイ」、けものフレンズの「乗ってけジャパリパーク」、そして、かくしごとの「君は天然色」でした。

 

しかし、先生が選んだのは「My Soul,Your Beats!」でした。

 

ものすごくいい曲だとのことです。この先生はだーまえ知りません。もちろん、Angel Beats!も知りません。個人的には「もってけセーラふく」か「君は天然色」だったのですが…。

 

ということで次回練習曲は「My Soul,Your Beats!」に決まりました。

 

さて厄介なのは、この曲のFullのMIDIはないこと。仕方ないので、ネットで拾った楽譜から起こしました。かなり難航しました。

 

結果

 

めちゃくちゃいい。特に起こした間奏とBパートはいいですね。

 

曲としてはAパートで♯2つから♯4つへの変調。間奏で#二つ。Bパートで♭一つです。しかも、Bパートではシの音は弾きません。なのでハ長調と一緒。

 

コードもBmとかGM7とかB♭M7とかで弾きやすいです。ええ?黒鍵盤の嵐で弾きやすいのと思うかもしれませんが、アニソンでは多いコード進行ですので弾きやすいです。

 

また、だーまえさんの根音を全音で延ばす特徴はさらに弾きやすさを導きます。

 

弾いて楽しいアニソンと聞いて楽しいアニソンは違いますが、この曲は前者ですね。

 

ザンテレベル3 つまり、平均的な「残酷なテーゼ」と同レベルの難易度となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CLANNADの風子回よりも泣けて感動する作品の第6位です。

 

今回ご紹介するのは、Keyの名作「リトルバスターズ!」です。ギャルゲーなのに男に泣かされるというとんでもない作品。テーマは友情。

 

keyの全盛期の作品であり、女の子でなくても、男にも、猫にもぼろ泣きさせられたとんでもない作品です。

 

アニメは リトルバスターズ、 リトルバスターズ リフレイン、 リトルバスターズ エクスタシーの3部作であり、あとの作品ほどぼろ泣きする傾向にあります。これは世界の秘密がリフレインで明らかにされるため、そのあとのほうがわかりやすいためです。

 

そしてアニメではメインヒロインよりサブキャラのほうが目立ってしまう「いかがなものか」状態になります。これはネタバレ篇で詳しく話します。

 

リトルバスターズで欠かせないのが、音楽です。

 

テーマ曲のリトルバスターズがかなりの名曲ですが、Saya's song、EDのAlice magic、リトバスのもととなったHanabiなど名曲ぞろいでどれも引きたくなる曲ばかりです。個人的にはOPのリトルバスターズのみ弾けます。結構難しいです。でも、弾けるとかっこいい。

 

さて、詳細はネタバレ篇で。

 

 

 

 

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ネタバレ篇

 

 

 

アニメではメインルートが理解されなかった残念な作品

 

京アニだったらもっと理解して作られたのにという残念な作品です。

 

メインルートである鈴ルートでぼろ泣き感動しなかった方も多いのではないでしょうか。もともとこの作品は「Hanabi」という曲が題材で、増えては困る猫を拾ってくる少女と主人公との逃避行が原題です。そして、逃げて逃げて逃げまくって、最後に二人で困難に協力して一発大逆転して、二人でもう逃げなくていいんだ。もうずっと一緒でいいんだとストーリーなのです。そのシーンは大感動なんですがアニメではカットされています。

 

もっとも、ゲームのリフレインを3周しないと出てこないわ、Hanabiを聞いていないと理解できないわで大幅にアニメではカットされても仕方ないのかもしれませんが。その結果、理樹と恭介の話で男で泣く話となってしまいました。

 

もうひとつは小毬と鈴の友情の話もすっぽり抜けてしまいました。誰も友達のいない鈴と紹介されていますが、そんなことなく、小毬という大親友がいて、その小毬が鈴に生き残ってほしいと願うシーンも身がよじれるくらい感動して泣けたのですがアニメではカットされてしまいました。

 

そのため、本来大感動作のリトバスが大分牙を抜かれています。

 

しかし

 

エクスタシーで復活します。

 

笹瀬川佐々美編ではまさかの猫でぼろ泣きするとは思わなかった秀作ぶり。最後の時を二人で迎える迎えるシーンは圧巻でした。

 

二木 佳奈多編は本編とはまるで違う優しいというか魅力的な佳奈多を演じます。リトバスの佳奈多とクドわふたーの佳奈多は性格が全くの別人ですが、エクスタシーの佳奈多はクドわふたーの佳奈多であり、好感のもてるヒロインとなっています。尚、この話の後、クドわふたーにはいるとすんなりといけます。

 

朱鷺戸 沙耶編はもう言葉はいらないくらいの感動作です。麻枝准のもっともお気に入りのヒロインで、リトバスで鈴や小毬、クドを抑えての人気投票No1のキャラです。EDのsaya's songでは涙ボロボロでした。

 

京アニで作り直してほしいと思う作品です。

 

 

↓リトバスのもととなった「hanabi」や神様になった日の劇中歌「karma」、Clannadの「時を刻む唄」エンジェルビーツの「My Soul, Your Beats」が収録された一品です。今放送中の神になった日は「Karma」を聞いたことあるかないかで全然イメージが変わってきます。

残念なのがSaya's Songが入っていないことです。

 

↓ついでに神になった日のOPとEDです。Karmaの悲劇のヒロインとよく似ています。

 

 

 

 

 

おっと、ここで想定外の涙腺崩壊攻撃+伏線攻撃です。

 

今回の話で泣いた鍵っ子の方も多いでしょう。再起困難の涙腺破壊攻撃くらいました。風子クラスです。

 

ええ、「Karma」です。

 

ひなが歌った歌は麻枝准の名曲「Karma」です。彼の思い入れの強い曲を持ってきました。「一番の宝物」クラスの名曲です。

 

Karmaの歌詞は幼馴染の男女が引き裂かれる話で、その身を犠牲にすることで世界を救うことができる少女への少年の思いが歌われています。

「歌が下手でもいい、卵が割れなくてもいい、すっとそばにいてほしい」

 

そう、「空」の脚本なんです。

 

そして、主人公の服装はkarmaの少年の服装そのもの。そういえば、「Karma」のキーワードに「空」とか「海」とか「光」とか出てくるよなあ。次回は「海」が舞台じゃなかったけ。

 

今回は「Karma」を知ってる鍵っ子へ涙腺崩壊攻撃をかけるとともに、今後のストーリーへの重要な伏線の可能性があります。

 

麻枝准は歌の世界観から物語そしてゲームや作品を作る傾向があり、「Hanabi」をモデルでリトバスを作ったとも言われています。「Hanabi」の中では増えては困る猫ばかり拾ってくる内面に閉じこもった少女の話が少年によって歌われています。

 

神様になった日は仮想現実空間の話かと思ってましたが、もしかしたら本当にひなはその身を犠牲にして世界を救うのかもしれません。その場合、リトバス級あるいはAIR級の感動作になる可能性があります。

 

 

↓以下のアルバムの中に「Karma」も「Hanabi」も選曲されています。

 

 

 

↑この二つのアルバム全然似てないですよね。似てないですよね。似てないって言ってよ!

 

 

うっかりしてました。さすがKeyです。まさか5話の通常攻撃で泣かせに来るとは。ギャグ回から一転して感動回を差し込んできました。

思わずうるうるしてしまいました。

ヒロインの背景説明をするごく普通の回ですが、4話かけて仲良くなったところで感情移入度どれくらいかを図るように一発かましてきました。4話かけて順調にギャグが滑っていたところで安心して油断してしまいました。

 

そして、挿入歌「宝物になった日」がとどめを刺す定番です。シナリオと曲とのコンビが絶妙です

 

この作品のテーマはどうやら母娘の愛ですね。ラーメン屋の先輩の母娘の愛、そしてヒロイン杏子と死んだ母親の愛。となるとひなとその母親の愛が最終話でさく裂しそうですね。この第5話でうるうるしてしまった人は最終話滂沱の涙確定でしょう。

 

やはり、Keyの作品としか言えないです。いつの間にか今季一番のアニメになりました。

 

 

 

今期、期待のアニメ 「神様になった日」を見始めました。

 

で、第一話を見た感想は「順調に滑っている」です。

 

ギャグアニメの癖にギャグが滑っている。そして、展開が急展開で、どんどん主人公がどツボにはまっている。一見楽しい夏休みの始まりです。

 

オーディンと陽太の掛け合い。ボケと突っ込みというよりボケと悪乗りでどんどんおかしくなる。

 

「住所は?」

「あーすがるずじゃ」

「電車の乗り換え覚えてる?」

「まず中央本線で松本までのって、ってつっこめ~!」

 

いい感じです。

 

で、この作品のどこがおもしろいのかと思われるかもしれませんが、この作品Keyの作品です。原作・脚本 麻枝准 原画NA-GA。Key純正作品です。つまり泣きアニメです。

 

いつまでも続くと思ったたわいもない日常→急展開で絶望のどん底に落ちる→信じられない展開で大逆転。

 

この第一段階をテンポよく滑り出しています。

 

このまま進めば、最終話で滂沱の涙になっているでしょう。

 

↓一話を見逃した貴兄に

 

↓OP・EDやなぎなぎというKeyの王道です。