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隠れ鍵っ子の泣きアニメの懺悔日記

人には他人には言えない趣味があってもいいじゃないですか。社会的な地位、ご近所様に対する世間体。本当はそんなくだらないことにとらわれたくないけど、やっぱり気になるから人には言えない。だからブログで懺悔します。実はKeyで涙腺崩壊するのが趣味なんです。

CLANNADの風子回より泣けて感動するアニメの紹介です。

 

ここからは☆5の作品です。

 

第三位は「こばと。」です。え?何それ?と思う方も多いかと。知名度が低く、子供向けのアニメと認識されています。それゆえ、最後まで見る人はほとんどおらず、全く知られていない作品となっています。

私も最初の1話で「こりゃだめだ」と切ろうとしました。

 

しかし、最終盤の破壊力はとんでもない攻撃力を誇り、アニメ史上屈指の大感動を引き起こす作品です。

 

主人公はなにやらいわくつきの女の子。そして、口うるさく口の悪いお目付け役のぬいぐるみ「いおりょぎ」さんと行動を共にするこばと。彼女は行きたい場所へ行くため、人間の傷付いた心を癒すことで得られる、「コンペイトウ」をビンに詰め一杯にすることが目的。時々かわいらしいうしゃぎさんがメッセージを届けに来て、こばとの道しるべをする。

 

また、花澤香菜の歌声がすばらしく、普通に見ても心洗われる作品です。第1話の満開の桜並木で花が散る中「あした来る日」を歌う姿は圧巻です。そして、これが最終話の伏線になっています。

 

まだ見られていない方は以下の動画サービスがおすすめです。

 

U-NETはマイナーなアニメも配信しており、契約したけど見れないといったがほとんどないです。また、31日間は無料です。また、アマゾンビデオでも配信しています。

 

以下ネタバレ編です。

まだ、「こばと。」を見られていない方は以下は読まないことをお勧めします。人生の大切な何かを失います。

ぜひ、見られてから読んでいただくことを強く推奨します。

 

 

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ネタバレ編

 

 

 

 

 

『Kanon以上の一発大逆転を起こすハートウォームな名作』

 

19話あたりで物語の背景がわかりだします。いおりょぎさんは別の世界で悪さをしてこばとを巻き込んで殺してしまう。巻き込まれたこばとは1年間の猶予で金平糖を集めることをうしゃぎさんから要求されます。金平糖を満たさなければ死んでしまい、みたすと「行きたい世界」に転生できます。

 

しかし、19話あたりからこばとは金平糖集めを行わなくなります。なぜなら、「行きたい世界」この世界だから。どこにも行きたくないから。

 

そして、23話、24話で圧巻の想定外の展開が行われます。

 

23話

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん うしゃぎさん圧勝。

 

冷徹な性格をうしゃぎさんがここで見せます。実はこばとは天使で傷ついた心をいやし金平糖をいっぱいにしないと消えてしまう運命。結局金平糖はためられず、その試験に不合格となるこばと。

 

しかし、藤本が想いを打ち明けてくれ、ここで大きな金平糖が手に入り試験合格。

 

これで普通はハッピーエンド。

 

しかし、試験が合格したことによりこばとの願いである「行きたい世界」に強引に連れてかれてしまう。この世界にとどまりたいだけなのに。

 

「これじゃまるでのろいじゃないか!」

 

さけぶ、いおりょぎを無視してうしゃぎさんはこばとを天に連れて行く。

 

そして、藤本と、その周囲の人から記憶を奪い、写真からもこばとの記憶を消す。

 

まるでまどまぎのきゅうべいのような仕打ち。

 

が、だれかが金平糖をひとつ藤本のポケットに入れる。

 

24話

 

藤本をはじめ周囲の人がこばとを忘れ去ってしまう。

ただ、藤本は何か失ったようで違和感を感じている。

 

よもぎ保育園も復活に向かい始める中、ときが止まったままの藤本。

そして、初冬の雨の日に偶然上着から金平糖を見つける。

そして、こばととの思い出をすべて思い出す。

 

こばとを知っている人を探しまくる藤本。しかし、だれもこばとを覚えていない。

 

最後に琥珀に出会い、こばとの試練のことを知ります。そして、道を歩き続ければ必ず再び出会えると諭されます。

 

月日は流れ、藤本は弁護士になり弁護事務所につとめます。

 

遺産相続の手続きの依頼を受けた藤本は地方の旧家に行く。古い洋館、きれいに整備された庭。

ピアノを見つけた藤本はこばととの思い出に浸りながら「あした来る日」を弾く。

 

そこに、「あした来る日」を歌う少女がやってくる。

 

もう、ここら辺から涙が止まりません。

 

「弁護士事務所の方でしたか、どうも初めまして」

 

少女は明るい顔で挨拶する。初めてということはこばとではない。少なくとも記憶はない。でも、「あした来る日」をなぜか知っているという。

 

「見つかるといいですね」少女は明るく言う。

 

そして、藤本は最後に金平糖を少女にわたし、もう一度「あした来る日」を歌ってもらうようリクエストする。

 

快諾する少女。

 

そして、歌う途中、少女はすべて思い出す。

 

金平糖をポケットに忍ばせていたのは、いおりょぎ。

 

いおりょぎさん、百点満点どころか千点満点です。

 

いおりょぎ vs うしゃぎさん いおりょぎさん圧勝です。

 

「あした来る日」は何度聞いても感動します。

 

 

動画を見るならFire HDはお勧めです。10インチでこの値段。大きさも手ごろで場所をとりません。出先でも見ることができかなり重宝しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の1月の発表会は抑え気味に「ねこみみスイッチ」で無難に過ごしました。昨年の「君という神話」で爆死したのを悔いて抑えました。

 

しか~し、この中毒性の高い「ねこみみスイッチ」は思いのほか好評だったので、来年は爆裂しようと考えています。

 

ということで今年の課題曲の一つは「ゆりゆららららゆるゆら大事件」としました。中毒性ではアニソンナンバーワンじゃないでしょうか。

 

この曲はアニメ「ゆるゆり」のテーマ曲ですが、アニメそのものの印象が薄く、主人公の名前すらでてきません。たしか「ゆかり」か「ひかり」だった気がしますが。。。

 

完全に曲が先走ってるアニメです。平成のアニソンで表彰されるような曲ですので知名度も高いです。

 

が、やっぱり楽譜見ると愕然とします。ああ、黒鍵盤の嵐。

♭3つ、つまり英雄の調で、ウルトラセブンとか一緒の調でのりがいい調です。途中からヘ長調に変調します。

そして特徴はなによりBPM175のとんでもない速さです。「君という神話」の164、「ねこみみスイッチ」の160と比べても早いです。もっとも「かーてんかーる!!!!!」のBPM205にはかないませんが。

 

そしてねこみみと違って音域も広く想定外の指使いも面白いです。

 

♭3つなのでコードもE♭、A♭、B♭を基調にしておりとても弾きやすいです。(弾きやすいのはアニソンばかり弾いてるからだろう)

 

ということで「ゆっりゆらららゆるゆり」が頭から離れません。大事件です。

 

 

 

 

ねこみみスイッチがほぼ弾けるようになったので次の曲ということでひなこのーとの「かーてんこーる!!!!!」です。

 

この曲は一度耳についたら忘れられない中毒性の高い曲です。

 

最初はテンポ(BPM)148のダブルテンポ。つまり、実質約300というバカみたいな速さ。

中盤落ち着くと205におちるというわけのわからないテンポの速さです。

 

ねこみみスイッチが160ですので、ねこみみスイッチを弾くと「なんてゆっくりした曲なんだろう」と感じてしまう速さです。

 

テンポだけではありません。途中で#→♭→##ときちんと変調しますし、4拍子から3拍子に変わりますし、メロディは表でドラムは裏打ちというとんでもない曲です。OPの「あ・え・い・う・え・お・あ」も相当ですが、こっちは輪をかけてます。

 

しかし、実際弾いてみるとメロディのほうは意外と弾きやすく2時間もあれば弾けるようになりました。

さて、次はコードですね。

 

もしかしたら、弾きやすい割にはかっこよく見栄えのする曲かもしれません。

 

今のところ、難度を示すザンテレベルは上から二つ目の4となります。「君という神話」や「ねこみみスイッチ」のほうが弾きにくい感じがします。

まあ、この二つは黒鍵盤の嵐ですからね。

 

#ところで腹式モンキーってなに?

 

↓こんな曲です。

 

 

 

 

CLANNADの風子回より泣けて感動するアニメの紹介です。「何だ風子回か」と馬鹿にしてはいけません。途中の回のくせに不用意に見てしまった人に涙腺崩壊攻撃を容赦なく加える恐ろしい回です。

 

そんな風子回を超える作品を紹介してきましたが、ここでとんでもない作品が参戦してきました。

 

劇場版「クドわふたー」です。ロケットものです。Keyの作品です。

 

見た目は痛い感じですが泣けるという意味では秀作です。原作通りなら本編のリトルバスターズよりも火力が高く、planetarian~星の人~同様2段攻撃ですが、違う涙の2段ロケットでありタオル所持必須作品です。

 

特に二木佳奈多の優しさかっこ良さが目立つ作品でリトバス本編と同一人物か?三枝葉留佳が化けてるんじゃないかと思う作品です。

 

また、理系ホイホイともいわれその宇宙ロケット史をどこまで再現するか? 主人公のクドリャフカは宇宙に最初に行って帰ってこなかった犬の名前です。そこからも想像つきます。

 

とにかく原作は中盤から泣きまくりです。

 

さて、どこまで原作に忠実か。原作を超えてくるのか注目です。下手すると順位入れ替えです。あ、今回劇場版対象外だから大丈夫か。

 

7/16劇場公開です。

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代の私に言いたい。君が考えている未来について。

概ね、残念ながら予想通りオタクの世界にどっぷりはまってるよ。

 

あの頃、君はYMOにはまってたね。そして、周りのみんなと同じように秋葉原を駆け巡り、シンセサイザーを作ってみたいと思ってたよね。

弾けもしないのに。楽器なんてリア充がやることで無縁だったよね。リヤカーは引けてもリア充になって楽器を弾けるなんて思ってもみなかったよね。

テクノポリスとかライディーンとか弾いてみたいと思ったよね。憧憬、憧れ。だれだって持っていい夢だよね。周りの友達に話しても誰も馬鹿にしなかった。かっこいいと思った。なぜならみんなが想い憧れ、みんなができるとは思わなかった世界。

 

あれから、数十年。

 

家族に頼まれてエレクトーンを買って、家族は飽きてしまい、自分でもったいないから自分で弾くようになったよ。

ライディーンとかテクノポリス弾けるようになったよ。教授なんて大したことないよ。メロディをユニゾンで弾いてるだけだよ。矢野顕子もぴょんぴょん跳ねながら和音弾いてるだけだよ。細野だってキーボードでベース鳴らしてるだけだよ。全部自分でできるようになったよ。

 

だから、今はもっと難しい初音ミクのねこみみスイッチに挑戦してるよ。 え、初音ミク? ああ、電子音楽さ。人が弾いたり歌ったりするのは難しいかっこいい曲さ。

 

何十年もたってYMOなんて大したことないとわかったさ。

 

そう、千のナイフの演奏を見るまでは。

 

なんだ、この超絶技法。教授はまるでリストの曲を弾いているような超絶技法。あっこも同様にぴょんぴょん跳ねながらとんでもない演奏してるし。

 

ロスの1979年のYMOの演奏yutubeで見てぶったまげました。ライディーンとかトンプーとか演奏してますが、本当にすごいのはサウザントナイブス。そう千のナイフ。前座でアンコールが出るすざましさ。

 

これ20歳台で演奏するか? 40年以上前の話だぞ。化けもんだよこの人たち。

 

自分が弾けるようになって、逆にその真価に気付くというか、そのすごさに脱帽するというか。

 

一気に目が覚めました。ちょっと目標として挑戦したくなりました。千のナイフ弾けるようになりたいです。

 

P.S.学生時代の私に

 

残念ですが、エレクトーン弾けるようになっても一切もてません。ふーんという感じです。だから初音ミクのハッピーシンセサイザーひいてうさはらしてるよ。リア充爆発しろ!って。