今回は蒼の彼方のフォーリズムのゲームのほうの感想・レビューです。
反重力ブーツを使ったフライングサーカスという架空のスポーツの物語で、長崎の五島列島をモデルにして作られています。五島列島の美しい海と空を背景にしたスポコンの物語。
アニメではそんな感じです。
しかし、ゲームは違って、幼いころの出来事で飛べなくなった主人公晶也と同じくある事件がきっかけで飛べなくなってしまった師匠の葵。
その二人がフライングサーカス部のコーチと顧問となって、フライングサーカスを見つめなおし、心のとげを抜いていくという物語です。
結構、テーマとしては重いというか真剣な話で、主人公の心の葛藤が描かれる主人公が主人公している作品です。
ヒロインは4人。その中のみさきと明日香が主人公に大きく影響していきます。
以降はネタバレ編で。
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ネタバレ編
みさき編
みさきは主人公が自信をなくし飛ぶことをやめる理由を作った張本人。
みさき自身もむらっけがあり、目標にしていた真藤が目の前で乾沙希のバードゲージで敗れてしまいショックを受けフライングサース部をやめようとする。
そんなみさきを勇気付ける晶也。そして、背面飛行でライバル乾沙希を倒していく物語。
この中でなんどもなんどもくじけそうになる二人の姿に涙しました。泣けると意味ではみさき編が一番かもしれません。
明日香編
世界王者の真藤が乾沙希のバードゲージに敗れたとき、唯一にこにこしていたのが彼女。彼女は飛ぶことが楽しく、フライングサーカスが楽しくてたまらない。
晶也は明日香の楽しいという思いに原点を思い出し、また葵も晶也が元気を取り戻すのに喜びを感じていく。
そして明日香と晶也のいきぴったりのコンビで、乾沙希を倒していく。
4人のヒロインの攻略を完了すると、ファイナル編が現れて葵と一緒に晶也が飛ぶシーンとなる。二人のトラウマは取り除かれ再び選手の道を目指していく。
といった、挫折をどう乗り越えていくかのゲームです。
泣きゲーというよりシナリオゲームでしょうか。明日香編はなけるっと言う面白いといった印象でした。
1年と9ヶ月かけてやっと完了しました。
評価としては☆3つです。
ブシロード ラバーマットコレクション Vol.165 『蒼の彼方のフォーリズム』 Part.2