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子どもの反抗期に悩むお母さん、
受験期の子供の精神面や体調が気になるお母さん、
お子さんの体調や、お子さんとの関係は
日々の食事とお母さんの潜在意識の捉え方で驚くほど変わります。
親の言うことを聞かなくなった
注意すれば口答えをして反抗する
怒って暴れだす
勉強のやる気がなくなり成績が低下
暴言や偉そうな態度をとる
ゲームばかりで勉強しない
だるくて朝起きられない
受験生なのに勉強しない
受験の子どもとの関わり方に悩んでいる
分子栄養学では子どもの状態を細胞の状態から考え、
必要な栄養を補うことで症状が改善していきます。
そして栄養だけでは補えない心や体の状態は、
お母さんの心の状態が安定することで改善します。
お母さんは大丈夫と笑顔でいるだけでいいんです。
悩みを一緒に解決していきましょう
プロフィールはこちらから
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こんにちは
子ども分子栄養学アドバイザーのユカママです
今日は心の不安のお話です。
我が家の長女も次女も今年はそれぞれ、大学受験、高校受験とW受験を迎えます。
受験生の子供たちは、まだ飄々と勉強していてあまり重い雰囲気はありませんが、
大学受験では、秋以降は推薦入試が始まるので、ぐっと緊張感が高まります。
年が明ければ共通テスト、そこから私立入試、二次試験、合格発表前後に中期、そして後期まで続く場合もあり
親子共に、ほっと一息つける暇はありません。
そこにきて高校受験は
2月の私立入試から始まり、公立推薦があり、3月には一般入試と続きます。
W受験だと、年末あたりから3月中旬まで緊張状態が続くんですね
今、このように書いていて一番おののいているのは私です
しかし、早い子では受験学年に入り、すでに毎回の定期テストや模試のたびに不安を感じている子も少なくはありません。
そして親の私たちも心配な気持ちは尽きないのではないでしょうか。
親の場合は、思春期の子どもの態度や、学校生活、日頃の言動、受験以外でも心配なことは尽きないですよね。
そこで今日はメンタルを強くする栄養について考えてみたいと思います。
まず一番大切な栄養素は、体の基盤となるたんぱく質です。
たんぱく質は三大栄養素の一つ、体をつくる材料になるものです。
人間の体を車に例えると、ボディがたんぱく質、そして動かすためのガソリンがビタミンミネラルです。
私たちの筋肉や骨、皮膚や臓器や髪の毛などはたんぱく質から作られています。
血液や代謝のための酵素、消化するための酵素、そしてホルモンもたんぱく質が原料なんです。
さらに脳内の神経細胞と神経細胞の情報伝達を担う神経伝達物質(せロトニンやドーパミンなど)の原料もたんぱく質と、心の状態にも大きな影響を与えています。
身体にとって不安=ストレスなんですね。
このストレスを軽減するために必要なホルモンはセロトニンという神経伝達物質なのです。
そしてセロトニンを合成するのに必要なトリプトファンは食品から摂取することができるたんぱく質の一部です。
トリプトファンがなければセロトニンの合成が妨げられる可能性があり、不安感が増してしまうんですね。
また、たんぱく質に含まれるグルタミンも不安を軽減させるGABAの合成を促進させてくれます。
もうここまでで、適切なたんぱく質の摂取により、不安感がかなり軽減されることがわかります。
たんぱく質を多く含む食品は、肉・魚・卵・乳製品・豆類などですね。
これらの食品をしっかり摂ることが大切です。
では、具体的にどのくらいとればいいでしょうか。
厚生労働省の基準値でも、体重50kgの人が健康維持のために必要なたんぱく質量は1日50gと定められています。
藤川徳美先生の著書「うつ消しごはん」では、1日のたんぱく質の必要量について
大人の場合1日に50~70gを摂取
成長期や受験期の子どもや、月経のある女性は基準の1.2倍ほどを摂取が推奨されています。
ここで注意が必要です。
たんぱく質10gを施主するための必要量ですが、
東大の物理学者で分子栄養学を提唱した三石巌先生や藤川徳美先生によると、プロテインスコアから必要なたんぱく質量を考えていくことを勧めています。
たんぱく質量が含まれる指標として「プロテインスコア」と「アミノ酸スコア」がありますがこの2つは若干異なります。
アミノ酸スコアに従って食べていたら、実はたんぱく質量が少ないということが起きてしまうのを避けるためにも、プロテインスコアによる厳密な基準から摂取量を考えていくのがいいということなんですね。
ではプロテインスコアを見てみましょう。
たんぱく質を効率的にとるのであれば、植物性たんぱくに比べて、動物性たんぱくの方が圧倒的にプロテインスコアが高いですね
目標としては、肉類であれば1日200gです。
受験期の子どもであれば、お昼のお弁当に100gのお肉と卵焼き、夜ごはんに100gのお肉や魚介類、帰宅後の軽食にはチーズやヨーグルトでたんぱく質はしっかり摂れると思います。
しかし、受験期は交感神経優位で常に緊張状態にいるため、胃腸の調子が乱れる親子が多いです。
そのためお肉や魚は無理~といったことも出てきます。
そういう時は、かきたま汁やボーンブロススープなど胃腸に負担のかけないたんぱく質を摂取していくことで、胃腸の機能が整い、だんだんと食べれるようになってきます。
我が家も昨年の長女の受験期は何かと胃腸の調子が悪く、野菜をたっぷり入れたボーンブロススープをよく作っていました。
ただ、ボーンブロススープばかりでは、やはり必要なたんぱく質量は摂れないため、元気な時はできるだけしっかり食べさせてあげるのがいいと思います。
また、我が家の長女の話が続いてしまうのですが、
中学に入って新たな環境の不安や定期テストのプレッシャーから不安感やネガティブ、こだわりなどが強くでてしまった時期がありました。
プロフィールにも書きましたが
新たな環境で疎外感を感じたり、
勉強でわからないところがあると不安で異常に繰り返す、
手汗がひどくやたらと手を洗う、
結んだ髪が乱れるのがいやでピン止めをたくさん使う、などこだわりや不安が強く、
寝起きに意識喪失して倒れたこともあり
本当に大変だったのですが、そこでこのたんぱく質不足に気づいたんですね。
そもそも、こういった不安症やネガティブ、こだわりの強さという症状はビタミンB群が不足することから起こります。
このようにビタミンB群は8種類あります。
ビタミンB群はたんぱく質以外にも様々な食品に含まれているのですが、不安症やネガティブ、こだわりが強いのは特にナイアシンやマグネシウム不足がいわれます。
ナイアシンを多く含むものに肉類や魚介類、また乳製品などがあります。
また、チック症状や便秘もビタミンB群の不足があるといわれていて、
長女が小学生の時に出たチック症状はナイアシン不足の特性です。
小学生の時にはすでに重度のビタミンB群不足に陥っていたにもかかわらず、
その時は何もわからず、小児科の先生に言われた通り、チック症状を指摘しないでおくことでいつの間にか治っていったのですが、
多分日々の食事から摂取された微々たるビタミンB群がチック症状に作用してくれただけで、足りない分が中学生で起こった不安症などに移行してしまったのではないかと考えています。
実際その時の食事は、中学受験をしていて連日塾が夜遅くまであり、昼は給食で夜はお弁当の生活がずっと続いていました。
給食は栄養バランスを考えて作られているといいますが、実際の献立表の栄養量を見ても非常に少なく、朝晩の家の食事が重要になります。
そこを、朝はトーストとフルーツとジュース、夜のお弁当も野菜は多めで肉魚は少なめ、塾がお休みの日は子どもが大好きなパスタやオムライスやカレーなど、栄養的にダメダメな食生活を1年近く送っていたんですね。
さらに、受験期というのは非常に緊張状態が高まり交感神経が優位になる時間が長いため、ストレスホルモンが過剰に出ることで、たんぱく質やビタミンミネラルが消費されてしまうんです。
成長期も重なり、月経も始まる時期の子どもにはかなり過酷な栄養状態だったと後に気づきました。
もちろん、同じような食事を摂っていても、全然元気な子どももいます。
摂取したたんぱく質やビタミンミネラルの必要量や使われる細胞は、遺伝子や環境要因によって差があるからなんです。
ただ、いずれにしても栄養不足が続くことは、何らかの心身の不調が出てくるのことになるので、適切な栄養を摂ることが大切なのです。
さて、長くなりましたので、次回はこのたんぱく質の代謝に必要なビタミンやミネラルについて書きたいと思います。
ボディが整っても、ガソリンがないと車が走らないように、体もガソリンであるビタミンやミネラルがないと、さまざまなたんぱく質の働きが機能しません。
娘の例で挙げたビタミンB群はそのガソリンの一つで、不安を解消するビタミンやミネラルにはビタミンB群のほかに亜鉛やマグネシウムなどがあります。
さらに、不安感が招く潜在意識の状態も書いていきたいと思います。
✨食事の栄養と心の栄養で身体を満たせば、どんな不安も吹き飛びます✨
一緒に頑張りましょう
今日も読んでいただいて、ありがとうございました。