#166 分析・原因特定 7 | 心の赴くままに

心の赴くままに

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ここからは、「特性要因図」を自己分析に

応用する方法について見ていきたいと思います。

 

自己分析に応用する時は、簡略化した形で行います。

(簡略バージョンでは、①の特性が左側に来ています)

 

 

図にある①の所に#162で明確になった

取り組む優先順位が高い<欲求>に由来し、かつ

感情の揺れ幅が大きかった「不快な出来事」を記入します。

 

感情の揺れ幅が大きいという事は

その人にとって影響力が大きい事柄という事になります。

また層別(#164)で特定の状況に起因しているものは除きます。

例:#1の投稿を例にすると

①が(派手な高齢女性を目撃する)となり

 

②にその時感じた「不快な感情」を付箋から記入します。

例:(イラダチ)(困惑)(疑念)

 

③になぜ「不快な感情」を感じたのか、理由を考えて記入します。

ここで大事な事は、自分を主体にして理由を考える事です。

「相手が〇〇だから」という理由にしてしまうと

そこで原因究明が止まってしまいます。

例:

(目障りに感じる)

(自分の当たり前から大きく外れた人を見た為)

(その人の価値観がわからない)

 

この理由を突き詰めていく過程で、#160にある

<否定的な本音を正当化したり

目を背ける為に同意した前提>に辿り着く事ができます。

 

理由を考えようとしても、それが無意識の中に存在していると

探し出すのに一苦労するのですが

 

ここで行う作業が原因特定の肝となるので

直ぐに理由が浮かんで来なくても、その時はいったん終了して

時間をかけて根気強く探していきます。

 

私の場合は、歯磨きやお風呂の最中に理由が

浮かんでくる事が多かったです。