ここからは、QCの7つ道具の1つ
「特性要因図」の活用方法について見ていきたいと思います。
「特性要因図」とは、ネットの説明をみると
特性(結果)に対する要因(原因) の候補との関係を整理し、
関連づけて分かり易く表した図のことです。(下図参照)
作成方法は、上の図の
①の「特性」の所に改善したい結果を記入する(例:不良率増加)
②の「要因」の所に大骨として大枠の要因を記入する
(例:人、機械、方法、材料、環境など)
③や④に中骨、小骨、孫骨として、大枠の要因に関連した
特性の原因を記入していきます。
(例:大枠が「人」であれば、スキル不足、教育訓練が無いなど)
この図を作成する事で、大枠の要因ごとに原因をまとめる事ができ
相互の関係性が一目でわかりる様になります。
違う大骨に同じような内容の小骨が複数ある時は
そこが重要な原因である事が特定できます。
次回は、これを自己分析に応用する方法について
見ていきたいと思います。