ゾイドウェブコミック・バックスvsマヤ編
昨日話題にした「ゾイド妄想戦記」に先駆けて配信された「ゾイドウェブコミック・バックスvsマヤ編」。

暗黒大陸戦争の裏面史といった内容で、ケーニッヒウルフを駆る共和国の若き士官・バックスと、ライガーゼロイクスを操る帝国将校・マヤの対決がメインとなる。全六話。これらのエピソードはゲームのプロモーションとして再配信されたため、まだ見ることができる。
http://www.tomy.co.jp/gamesoft/webcom/zoids/zoids.htm
さらっと見返してみたところ、ストーリーラインもなかなか凝った構成。演出も迫力があり、傑作と言って差し支えないと思う。今に至るまで商品リリースがあるセリカ中尉も生み出したことであるし。懐に余裕ができたらまたやって欲しいね。
ちなみに、最初にこれが配信された頃、我が家のインターネット環境はまだナローバンドだった。データのダウンロードに黙して何分も何十分も待ち、商品インフォメーションをクリックしてはまた待つといった塩梅だった。
もうひとつ実を言うと、バックス准尉を見たときは激萎えだった。私はガキの時分からガキの主人公嫌いだったので、無思慮&半ズボンのバックス君はちと厳しかったのだ。今ではすんなり受容しているので、いくらか懐が広くなったようだ。
ところで、マヤたんって結局男? 女?
ゾイド妄想戦記
ごく最近になってゾイド世界へ参入したファンは知らないだろうが、かつて、限定商品である「ゾイド妄想戦記」シリーズは販促として、同名のウェブコミックを配信してきた。FLASHを用いたデジタルコミックで、クオリティはかなり高かった。
先日、PCのハードディスク内を整理していると、件の「ゾイド妄想戦記」のファイルが出てきた。
描き手も話によって変わったので、当時はとまどいがあったことを思い出す。まず、『地を這う獅子』のポップで可愛らしい絵柄を提示されたときに抵抗があった。だが、色々なゾイドを色々な切り口、色々な絵柄で提示されるにつれ、「こういうゾイドもありなんだな」と思うようになった。おそらく、メーカー側の意図もそういうところにあったのだろう。ゾイドはもっと自由でいい。各人が自由に想像するためのきっかけを作る装置であればいいと。そういった楽しみ方の一例を見せるのが商品としての「ゾイド妄想戦記」であり、ウェブコミック『ゾイド妄想戦記』だったのだろう。
その『ゾイド妄想戦記』も打ち切りになって久しい。多分、宣伝媒体としてはコスト見見合うだけの訴求力がなかったという判断だったのだろう。でも、ファンサービスとして続けてほしかったなぁ。
今月の電撃ホビーマガジン(2006/1)
今号の月刊オールザットゾイドは増量15ページ(+広告1ページ)。
■TOPICS(1P)
・レインボージャークウインド紹介
12月28日発売予定 税込2,415円
・ハヤテライガースペシャルエディション紹介
イトーヨーカドー限定 11月23日発売 税込3,150円
・SRゾイドギャルズコレクション紹介
歴代ゾイドヒロインのフィギュアが200円ガチャで登場。ラインナップはフィーネ、リノン、スイート、レ・ミィ、コトナ、セリカの全六種。スイート以外は水着姿での造形となっていることに不満を抱く人もいるとは思うが、レインボージャークウィンド付属のフィギュアと同ページに載っていると許せてしまうマジック! 流行を背景にかなりのローライズになっており、コトナなどは裸よりエロい。
・SR ZOIDSアクションアートコレクション第弐弾紹介
いかすアクションを活写したヴィネットの200円ガチャシリーズ第弐弾。ラインナップはハヤテライガーVSバイオトリケラ、デッドリーコング、バイオラプター、バイオラプターVSムラサメライガー、サラマンダーVSブラキオス。サラマンダーにはF2カラーのバージョンがあるので全六種。いい仕事。
■バイオメガラプトル作例(2P)
量産型カラーでの作例。
■バイオゾイド他(2P)
・バイオゾイド三体のミックスビルドによる作品。
・Zi-1グランプリ2006告知。優勝商品はなんと伝説のキングゴジュラスだ!
■ゾイドサーガDS他(1P)
・ニンテンドーDS用ソフト『ゾイドサーガDS』の紹介。
12月1日発売 税込5,040円
ゲーム中、ブレードライガーABをゲットできる「コマンドシート」も掲載。
・黄金ゾイドGETキャンペーン告知
金メッキのシールドライガーブロックス、ブレイドホーク、サウロナイツがセットで50名に当たるキャンペーン実施中。応募には『ゾイドサーガDS』、『ゾイドタクティクス』、『ゾイドフルメタルクラッシュ』いずれかの取説裏商品番号を切り取り添付する必要がある。別のページに同キャンペーンの広告出稿あり。
■ゾイドジェネレイションズ(5P)
ミドリたちはセイントゲイルを駆りバイオゾイドと交戦するヤ・ハン国王女ソナに助太刀する。
■Zi-FORUM(1P)
読者コーナー。ほほえましいイラスト群は置いておくとして、改造ゲーターがムラムラくる。やはり小型ゾイドはいい。
■よろず(1P)
・iモード版『ゾイドタクティクス』新ミッション配信開始の告知。
・『ZOIDS VS.i』レアゾイドID。今月はシュトゥルムテュラン。新シナリオ「/0編」配信決定。
・恐竜博紹介
・『ゾイドカードコロシアム』紹介。月末にカードフォルダーも発売。
・謎のジェノザウラーブロックス写真。今度は何のオマケだ?(笑)
■可動モデルを考える・他(2P)
・可動モデルを考える…第一回
ムラサメの可動モデル制作の連載企画。
・立石商店再始動
トミーのガレージキットブランド「立石商店」が12月から三ヶ月連続で商品リリースとのこと。続報次号。
・ソウガ追加発売
ライガーブルーソウガが電撃屋ホビー館で少量追加発売。税込3,200円
・Zi-1グランプリ応募用紙
ゾイド記事満載の「電撃ホビーマガジン1月号」は特別定価980円で発売中!
ちなみに今月はホビージャパンもゾイド記事大増量10ページ。
ゾイドジェネシス 第33話「予兆」感想
今回のあらすじ──
ルージ一行はラ・カンらとの合流も期待しつつ、テキトの街に向かう。しかし、ラ・カンらはテキトの街で網を張っていたソウタに見つかって窮地に追い込まれていた。間一髪間に合ったルージはソウタのバイオケントロと交戦。しかし、ハヤテライガーでは力負け、テキトでバンブリアンの予備機を回収したロン、レ・ミィも加勢するが、ケントロの二刀流の前に返り討ちにあってしまう。ルージはケントロの姿に「大太刀二刀流」というヒントを掴みつつ深手を負わせ、撃退に成功する。
まず初めに。今回の作画、やけに顔が濃い(笑)。ルージ君も手配書のそれに肉薄している!
さて本題。全体の印象としてはつまらないというほどではないが、どうにも引っかかってしまう脚本だ。それはムゲンライガーの位置づけに関してだ。ケントロに苦戦するルージは「ハヤテライガーでは勝てない」とあっさり諦めモードに入っている。話の流れとしてムゲンライガーにエヴォルトすることに必然性を持たせねばならないのは分かるが、安易に機体のパワーアップを求めているような印象になってしまい、主人公らしさ、ヒロイズムが損なわれてしまったように思う。主人公であるからには、努力とか知恵とかチームワークで勝ちに行かなくては。
ではどうすれば良かったのか。例えば、エヴォルトは乗り手の力量に応じたものであるという設定を先に明確な形で提示できていれば、「ハヤテでは勝てない=今の実力では勝てない」という意味になって印象が違ってきただろう。
もっとも、今後「安易に力を求める心の弱さ」みたいなものがテーマに入ってくる伏線と見ることもできるし、一概に悪かったとは言い切れないか。
しかし、問題点はそれだけではない。バイオトリケラを瞬殺したハヤテがケントロに苦戦するところにも引っかかりがある。設定ではトリケラが重さ80t、ケントロが60t。トリケラの方が重量級なのだ。より軽い方のケントロに力負け、ちょっと説得力がない。ゲオルグはエヴォルトを知らなかったから隙を衝かれたといえば説明は付くし、ちゃんとソウタが聞き及んでいたエヴォルトに感動するセリフも入っている。しかし、それはマッチポンプに過ぎる。「勝てないかもしれない」とあらかじめ視聴者に思わせるだけのシリーズ構成があってしかるべきだったのではないかと思う。
それに一瞬だけムゲンにエヴォルトしたものの、結局ムラサメで勝ててしまっているのだから演出意図がよく分からなかった。
そうそう、それとバンブリアンの予備機について。違う機体に乗り換えだとばかり思っていたから、肩すかし(笑)。てっきりデカルトドラゴンあたりになるかと思っていた。
