いつも、読んでくださって、
ありがとうございます、
ミネラルのつづきです、
私が、いつも気にしているのは、
リンです、
リン酸塩やリン酸の化合物です、
リンは、ほとんどの食材にあります、
特に、たんぱく質が多い食材に多いです、
有機リンと無機リンがあります、
有機リンは、肉や魚介類、卵、乳製品などの、
食品そのものに含まれているリンです、
無機リンは、ハムやベーコン、練り物、
チーズ、インスタント麺、缶詰、飲料水、
インスタント食品や加工食品・ファストフード・
コンビニ弁当・菓子等に
食品添加物として使われています、
食品添加物として、リン酸の化合物は、
リン酸カリウムやリン酸カルシウムなど、
その数は、60種類以上あります、
食品表示では、
食材の風味や食感、保存性を良くするために
使用されています、
原材料名に「リン酸塩」と書いてあるものや、
「乳化剤」「かんすい」「膨張剤」「酸味料」
「pH 調整剤」などと、
別の表記で書いてある場合もあります、
原材料表示は、原則、
物質名で記載しなければいけない、
決まりがありますが、
表示スペースやわかりやすさの観点から、
「一括名」での記載が認められており、
リン酸化合物の名称が書かれていないことが、
多いのです、
また、現状では、
市販品の栄養成分表に、
リンの量を表示する義務がないため、
正確なリン摂取量を把握することもできません、
過剰摂取が問題になるのは、
体への吸収率にあります、
動物性のリンは、40〜60%
植物性のリンは、20〜40%、
それに対して、
無機リンは、90%以上です、
私の、考え方は、
自宅で料理を作り、食事をすることは、
リンの過剰摂取を、心配することはありません、
健康な人であれば、一日の必要量以外は、
腎臓で分解されて、尿として排出されます、
外食が多い、加工食品が多いと、
気にしたほうがいいと思います、
リンは、毒性は低いですが、
老化の原因になります、
また、糖尿病や腎臓機能の低下により、
さまざまな、病気につながります、
腎臓が正常に働かないと、
尿へのリンの排出量が減るために、
血液中のリン濃度が増加します、
そのような状態を、「高リン血症」と、
いいます、
自覚症状がなく、
ただちに生命に影響があるわけではないので、
放置しがちです、
しかし長年に渡って高リン血症の状態が続くと、
副甲状腺が腫れて大きくなり、
副甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されます、
すると、
骨中のカルシウムが溶けて血中に移動するため、
骨はもろくなり骨折しやすくなります、
もっと、放置して状態が進むと、
過剰なリンと骨から溶け出したカルシウムが結合して、
血管の壁に沈着する「血管石灰化」が進みます、
血管石灰化は動脈硬化を招き、
心不全、心筋梗塞など、
全身のさまざまな病気を引き起こす原因となります、
先ほども、言いましたが、
自宅で料理を作り、食事をすることは、
リンの過剰摂取を、心配することはありません、
血液中のリン濃度が低い人ほど、
長生きすると、言われています、
また、透析している人、
腎臓病の人は、
たんぱく質の制限があります、
それは、リンが関係していると、
言われます、
普段から、たんぱく質は摂取したい、
けど、リンが心配ですね、
外食や加工食品、お菓子など、
少しでも減らせることができれば、
今よりもっと、
長生きにつながりそうですね、
無理しないで、少しずつです、
ミネラルのお話しは、3回目ですね、
読んでくださっている人は、
前回も、20人ぐらいでした、
それが、現実です、
今回も、20人の読んでくださっている人に、
感謝しています、
では、
でも、20人より少なくなったら、
やめようかなぁー、
てっち