4月29日(金)、ミネラル、その3、 | 晴れの国岡山での、園芸とバルーンアートで笑顔と喜びを伝えます

晴れの国岡山での、園芸とバルーンアートで笑顔と喜びを伝えます

岡山県ガーデニング講師、  食品添加物の研究
バルーンパフォーマー、   100歳の分子生物学
   調理師

いつも、読んでくださって、

ありがとうございます、

 

ミネラルのつづきです、

 

私が、いつも気にしているのは、

リンです、

リン酸塩やリン酸の化合物です、

 

リンは、ほとんどの食材にあります、

特に、たんぱく質が多い食材に多いです、

 

有機リンと無機リンがあります、

 

有機リンは、肉や魚介類、卵、乳製品などの、

食品そのものに含まれているリンです、

 

無機リンは、ハムやベーコン、練り物、

チーズ、インスタント麺、缶詰、飲料水、

インスタント食品や加工食品・ファストフード・

コンビニ弁当・菓子等に

食品添加物として使われています、

 

食品添加物として、リン酸の化合物は、

リン酸カリウムやリン酸カルシウムなど、

その数は、60種類以上あります、

 

食品表示では、

 

食材の風味や食感、保存性を良くするために

使用されています、

原材料名に「リン酸塩」と書いてあるものや、

「乳化剤」「かんすい」「膨張剤」「酸味料」

「pH 調整剤」などと、

別の表記で書いてある場合もあります、

 

原材料表示は、原則、

物質名で記載しなければいけない、

決まりがありますが、

表示スペースやわかりやすさの観点から、

「一括名」での記載が認められており、

リン酸化合物の名称が書かれていないことが、

多いのです、

 

また、現状では、

市販品の栄養成分表に、

リンの量を表示する義務がないため、

正確なリン摂取量を把握することもできません、

 

 

過剰摂取が問題になるのは、

体への吸収率にあります、

 

動物性のリンは、40〜60%

植物性のリンは、20〜40%、

 

それに対して、

無機リンは、90%以上です、

 

私の、考え方は、

自宅で料理を作り、食事をすることは、

リンの過剰摂取を、心配することはありません、

健康な人であれば、一日の必要量以外は、

腎臓で分解されて、尿として排出されます、

 

外食が多い、加工食品が多いと、

気にしたほうがいいと思います、

リンは、毒性は低いですが、

老化の原因になります、

 

また、糖尿病や腎臓機能の低下により、

さまざまな、病気につながります、

 

腎臓が正常に働かないと、

尿へのリンの排出量が減るために、

血液中のリン濃度が増加します、

 

そのような状態を、「高リン血症」と、

いいます、

自覚症状がなく、

ただちに生命に影響があるわけではないので、

放置しがちです、

 

しかし長年に渡って高リン血症の状態が続くと、

副甲状腺が腫れて大きくなり、

副甲状腺ホルモンが必要以上に分泌されます、

すると、

骨中のカルシウムが溶けて血中に移動するため、

骨はもろくなり骨折しやすくなります、

 

もっと、放置して状態が進むと、

過剰なリンと骨から溶け出したカルシウムが結合して、

血管の壁に沈着する「血管石灰化」が進みます、

 

血管石灰化は動脈硬化を招き、

心不全、心筋梗塞など、

全身のさまざまな病気を引き起こす原因となります、

 

 

先ほども、言いましたが、

自宅で料理を作り、食事をすることは、

リンの過剰摂取を、心配することはありません、

 

血液中のリン濃度が低い人ほど、

長生きすると、言われています、

 

また、透析している人、

腎臓病の人は、

たんぱく質の制限があります、

 

それは、リンが関係していると、

言われます、

 

普段から、たんぱく質は摂取したい、

けど、リンが心配ですね、

 

外食や加工食品、お菓子など、

少しでも減らせることができれば、

今よりもっと、

長生きにつながりそうですね、

 

無理しないで、少しずつです、

 

ミネラルのお話しは、3回目ですね、

 

読んでくださっている人は、

前回も、20人ぐらいでした、

 

それが、現実です、

 

今回も、20人の読んでくださっている人に、

感謝しています、

 

では、

 

でも、20人より少なくなったら、

やめようかなぁー、

 

てっち