わからないよ Ⅱ | たった5ページのラブストーリー

たった5ページのラブストーリー

恋に悩んで次の一歩を踏み出せないあなたへ贈るショートストーリー

「朝、よく会うね。」


「そうですね。同じ学校なんですけど学年が1つ下なんで。」


返事はしてくれたが、よそよそしく無愛想だ。


信号が青に変わった。


「じゃ、また。」


「はい。」


先に歩きながら、話が出来た事の喜びと

何か突き放された様な違和感を同時に感じていた。


次の日、昨日は他人だったが、今日はもう知り合いだ。

少しずつ仲良くなれたらいいなと思いながら、家を出た。


「おはよう!」


「おはようございます。」


突き放すような言い方だ。


まるで「話しかけないで」という感情を

「おはようございます」で言っているみたいだ。