「朝、よく会うね。」
「そうですね。同じ学校なんですけど学年が1つ下なんで。」
返事はしてくれたが、よそよそしく無愛想だ。
信号が青に変わった。
「じゃ、また。」
「はい。」
先に歩きながら、話が出来た事の喜びと
何か突き放された様な違和感を同時に感じていた。
次の日、昨日は他人だったが、今日はもう知り合いだ。
少しずつ仲良くなれたらいいなと思いながら、家を出た。
「おはよう!」
「おはようございます。」
突き放すような言い方だ。
まるで「話しかけないで」という感情を
「おはようございます」で言っているみたいだ。