気付いてほしい Ⅳ | たった5ページのラブストーリー

たった5ページのラブストーリー

恋に悩んで次の一歩を踏み出せないあなたへ贈るショートストーリー

次の日、いつも通りパン屋さんへ行くと

いつものあの子がレジにいた。


「いらっしゃいませ・・・」


こころなしか、表情が曇っている。


パンを選び、レジを済ませると

パンの袋を差し出してきた。

袋の両端を持って。


「ありがとうございました・・・」


あきらかに手があたらない位置を持ってた・・・

やっぱり毎日会いに来てたから、うざかったのかな。

明日、パン屋に行くのどうしようかな。


そう思っていると、次の日は新人の子がレジをしていた。


何も考えないままパンを買い、レジを済ませる。


その子がパンの袋を差し出したが、

昨日の事が少しショックだったので、

なんとなく右手で受け取った。