気付いてほしい Ⅰ | たった5ページのラブストーリー

たった5ページのラブストーリー

恋に悩んで次の一歩を踏み出せないあなたへ贈るショートストーリー

僕は左ききだ。


朝食のご飯を食べる時も、左手で箸を持つ。

だけど、ある日を境に朝食はご飯からパンに変えた。


学校の帰り道に、小さなパン屋さんがある。

普段は気にも止めないで素通りしていた。


いつもの帰り道、そのパン屋さんの前を

通りかかったとき、レジを打っている子が目に映った。


「あっ・・・」


となりのクラスの女の子だ。

喋った事はないけど、印象に残っている。


よく見ようと近づきすぎたのか、自動ドアが開いた。


「いらっしゃいませー」


その子と目が合った。


1,2秒したあとに、僕はパッと目をそらし

店に入った。