正しい借入れの方法 (3) | テストマーケティングのブログ

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N社は小さな雑居ビルにオフィスを構えていました。15坪ほどの小さ

なオフィスには雑然とファイルが積み上げられ、数人のスタッフと

ともに同じ机で社長が働いています。見ただけではスタッフと区別が

つかないほどです。当然、オフィスに応接室はなく、商談をするス

ペースも無いため、近くのパイプ椅子に座らせて話をさせる有様です。

しかし、雑然としたなかではありましたが、社長のしっかりとした

ビジョン、社長自身が自社の経理を全て把握されていたので、こちら

の質問にも的確に答えていただけました。さらに、こうした経理は

今はパソコンで管理されているのがほとんどで、こうした経理書類を

印刷して説明され、帰るときもその書類を何の躊躇なく提出されま

した。会社によってはこうした経理書類を金融機関に提出することを

好まないところが往々にしてあります。提出するにしても最低限の

書類にとどめるといった姿勢が見えることもあります。N社はこうし

たことなく、積極的に変に隠さず提出されたということです。

その後、N社とは融資を開始し、1年経っても社長の姿勢は変わらず、

提出いただきたい書類は、即座に渡してくれ、期中の変動にもその

都度ご説明をしていただきました。

このように、社長の常にオープンな姿勢で、説明にも的確に答えて

いただけることで、今後の資金需要(計画)を先方と一緒に把握し、

お手伝いをさせていただくことができました。

ここでは、事前に必要資金が発生するタイミングがわかるということ

が重要で、実際に融資案件が出てきてから審査するとなると、ビジネ

スチャンスを逸することもあります。また、事前に把握することは

金融機関側にとっても重要なことで、本部から当融資案件について

質問を受けても即座に答えられ、N社の状況を常に把握しているとい

うポーズにもなります。このような良好な関係を築き、その後の資

金需要にも柔軟に対応できたことは言うまでもありません。

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