二つの脳 | てるてるのブログ

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あっちへフラリ...こっちへフラリ...

この夏は、最悪だった。

耐えきれない不誠実な現実に、直面し、
絶望の淵で、もがいて苦しんだ。

でも、不安だけれど、
不誠実な環境を捨て、
つまらない将来を捨てると
決意した瞬間に、

わたしの心臓が突然、正確に脈打つようになった。


その時から、一瞬の内に不整脈が消えてしまった。
まるで、奇跡のようだった。

なぜか、数年まえから、始まった不整脈。
この時期から、不誠実な事実は存在したようだ。

考える脳とは全く別の、
生物として、ひたすら生きていこうとする脳が
警告を発していたのだろう。

そして、今回、
心は死ぬほど辛い中で、

不誠実な環境やつまらない将来を
捨てると決意した瞬間に、

生物としての脳は、
生きる方向として、健全であると判断して、
正確に脈を刻み始めたんじゃないかと思う。

人間は、すごい。

体は体で、一生けん命生きようと、
頑張っているんだ。

心がどんなに苦しんでいても、
頭で絶望しても、

そんな事とは無関係に、

人間の体は、生物として、
懸命に生きようと、いつもがんばっているんじゃないかと思う。


人間には、
ぐだぐだ考える脳と、
生物としてひたすら生きていこうとする脳と、

二つあるんじゃないかと実感した、
この夏でした。

必至に頑張っている体が、
本当にいとおしく感じられ、
そして、
大切にしてあげようと思いました。

*今回の不整脈の件は、
 あくまで個人的な事象ですので、
 不整脈に悩んでいらっしゃる方の
 参考になさらないよう願います。