映画「ゴジラ-1.0」★★★★☆ |  teruの日々雑感 ~そして~

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昨日、映画を観てきた。

 

観た映画は「ゴジラ-1.0」

 

 

「シン・ゴジラ」から7年を経て発表された作品である。

まあ、「シン・ゴジラ」の後に「ゴジラ キングオブモンスターズ」と「ゴジラvsコング」というゴジラ物の映画はあった。しかし、それらはハリウッド作品なので、純粋に日本の作品としては7年ぶりである。

 

 

主演は神木隆之介、ヒロインを渡辺美波が演じている。

※ホントの主演はゴジラなのだろうけど(汗)

 

 

この映画にはゴジラ抜きでも別ドラマが作れそうなサイドストーリーがあった。そっちの映画も観てみたいなぁと思った。それだけストーリー性のある映画と言えた。

 

オープニングは戦時中から始まり、戦後の焦土となった東京が舞台となっている

 

 

焼け野原の東京の風景を見て、三陸大津波の後の風景が連想された。あまり良い気分ではなかった。まあ、これは自分だけの感想かもしれない。

 

日本の軍事的な愚かさや戦争によって引き起こされた悲しみがそこら中にある映画でもあった。全体として反戦的な色合いを出しているのだとしたら、それはそれでアリかもしれないが、見る側としては、そこまでをこの映画に求めるものでないのも事実である。

 

肝心のゴジラはというと

 

 

 

 

かなりマッチョなゴジラであった。下腿などは今までで最高の太さのような気がする。

ハリウッド版は恐竜的なゴジラで表情も良かったが、こちらのゴジラは昔ながらのゴツゴツした動きで無表情。自分的にはハリウッド版の方が好きかなぁ(汗)。

 

アメリカの映画って、何というか…表情や動作に感情や心を乗せるのが上手いよね。なので、ゴジラへの感情移入が出来て、人間社会と同じ系列で映画を楽しむことが出来る。まあ、それはその国なりの作り方や考え方がベースにあるので一概にどちらが良いとか言えないけど。

 

あと、上段の内容にも通じるのだけど、ゴジラが常に怒っているように見え、それは何故だろうと思った。ゴジラの登場意義・存在意義が分からなかった。これは映画を観るうえでとても大切なことだと思う。

 

 

でも、ゴジラの絶対的な存在感と破壊性は圧巻であり、戦後の風景も相まってリアリティのあるゴジラ映画であった気がする。全体的にはとても見ごたえのある作品であったと思う。VFX(視覚効果)も含め、日本のゴジラ映画としてはまた進化を遂げたなと思った。

 

ただ、けっこうツッコミどころも多かったね。ゴジラが持ち上げた電車の中で必死に耐える渡辺美波のシーンなどは特に(笑)

 

あ…そうそう、渡辺美波つながりなのだけど、最後の方の病室でのシーンで気になる描写があった。これ、次回作への伏線っぽいね。次回にも期待である。