丹羽孝希ZC:初期レビュー |  teruの日々雑感 ~そして~

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久々にラケットの初期レビューである。

最終は2021年9月のリベルタグロリアスであったので、約1か月半ぶりである。その後もラケットの検証をしていたが、本格的なレビューまでには至らず、レビューに代える記事でお茶を濁した感じであった(それはハイブリZCインサイド、サイバーシェイプ、ビスカリアSALC、リンユンジュSZLCという凄いラケットばかり・汗)。

 

ということで、今回の丹羽孝希ZCは晴れて初期レビューまで至った希少なラケットである。

 

丹羽孝希ZC(ヴィクタス)

 

 

 

 

メーカー公表値 ( )は所有ラケの値

・本体重量 89g (87.5g)

・ブレ―ド板厚 6.0㎜ (5.9㎜)

・ブレードサイズ 156㎜×150㎜

 

打感

硬めではあるが、硬っ!という感じではない(分かりにくいな・汗)

 

打球音
強打時に、ガラスが割れるような金属音がなる。

 

弾み

後陣でも余裕。

 

スピード
速いと思う。

全体的に速いが、中でも初速の速さが目を引く。


回転量
回転量はそのラバー性能次第である。使用ラバーの回転性能をそのまま引き出せる感じである。

ギリギリしなるかなというイメージであり、回転はかけやすい。


ブロック

球離れが早めで初速も速いため、攻撃的なブロックに向いている。逆に言えば、いなすようなブロックには向いていない気がする。

ブロックのし難さはない。コースを狙うコントロールも良い。

 

コントロール性

上板が檜のため、一般的に多いコトやリンバと比べると球離れの早さがある。打球感も少し独特であり、最初はコントロール戸惑うこともある。しかし、そこは慣れの範囲であり、慣れると台上の長短もつけやすく、球離れの早さはあっても若干の球持ちも感じるので、そこまでコントロールの難しさはない。

 

その他

反発力の高さやスィートスポットの広さがあり、相手の強打に対して合わせるだけで何とかなる自在性と攻撃性がある。また、強打の衝撃もあまり感じない。これらはヒノキの特徴であるね。

 

ブレード表面はニス加工をしており、ラバーを剥がすのがとても楽で安心感がある。全体的に品質の高さを感じるラケットと思う。

 

ビスカリアやコルベルのグリップ以外はなかなか合うグリップがない自分であるが、初打ちの段階から違和感を感じず、両ハンドが振りやすいグリップである。これはとても嬉しく、また驚きであった。良いグリップである。

 

総合的に

攻撃的な卓球に似合うラケットと思う。

また、中陣や後陣から攻撃のタイミングを計りながら引き合う卓球、前陣でパチパチ叩く卓球にも似合っていると思う。…うーん、全部か(汗)

似合わないとしたら、球持ち重視、回転重視、台上重視のタイプであろうか。まあ、これは敢えて言えばというレベルである。

 

自分的にはとても気に入ったラケットである。

何といっても、両面V22を可能にしたラケットであるからねぇ。

 

以上!