土曜日のクラブ練習で丹羽孝希ZCの初打ちをした。
テンション系のメインラケットはこれにしよう。
テンション系であれば、ビスカリアより上のような気がする。
では、初打ちで気が付いたことをちょっと。
まず、弾むねぇ。
丹羽孝希監修のラケットなので、前・中陣仕様のラケットかと思っていたが、いやいや何のなんの(汗)
後陣は自分の専門範囲ではないのだが、後陣でも中陣並みの扱いで普通に引き合えるし、盛り返すこともできる。これ、ヒノキの反発力と特素材(ZC)によるものと思う。板厚が6.0㎜を切るラケットで、板厚7.0㎜くらいの7枚合板ほどに楽に飛ばせる。
反面、前陣ではコントロール性や自在性がほどほどにあるラバーでないと、弾み過ぎに気を遣うね。
V22とプレミアXHを貼って初打ちをしたのだが、プレミアXHの方にそのことを感じた。軽打ではそうでもないのだが、強めに振り抜いたときにそれを感じる。
そして、驚いたことなのだが、V22のモコっとした独特の打球感が無くなった。
なるほどぉ。こういうことか…と思った。丹羽孝希ZCがあってのV22だったのかと。
V22のちょっと癖のある扱いもコントローラブルになった。不思議なことである。
反発力があって、球離れが早いヒノキではあるが、丹羽孝希ZCはそんな中でも球持ち感を感じる。まあ、それでも球持ちの良いラケットよりは早い。そういう意味では、前陣でパチパチやる卓球にも向いているのかなと。そんな感じを受けた。
とにかく爽快な打球感である。
それは今までヒノキ素材のラケットを使ったときと共通する感想である。
それが、使い続けていくうちに、軽い打球感、手応えの薄い打球感、回転のかけにくさ…というのを感じ、継続とはならなかった。まあ、それは09Cや粘着テンションラバーと合わせることが多いので、それはどうしても仕方のない現象ではある。今回、テンション用として使う分にはそれほど問題になるものではないし、丹羽孝希ZCはそこまで軽い打感でもない。これはZC素材による部分もありそうである。
残った宿題として、台上操作に少し慣れない部分があったので、来週のクラブ練習でもう少し確認してみたい。その時に使うラバーはプラチナXHの方を変更しよう。
久々に楽しみなラケットが出てきた。
それもヴィクタス仕様の用具が完成の予感。