ロシアがアジアサッカー連盟移籍を検討 |  teruの日々雑感 ~そして~

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世の中はワールドカップで盛り上がっている。

 

そんな時、ロシアがAFC(アジアサッカー連盟)へ移籍を検討するというニュースが飛び込んできた。

 

ロシアは現在、UEFA(欧州サッカー連盟)に所属している。

しかし、2月のウクライナ侵攻に端を発し、UEFAやFIFA(国際サッカー連盟)の主催大会への参加停止処分となった。もちろん、今回のワールドカップの地域予選への出場も出来なかった。

 

 

そのため、ロシアは3月ころからAFCへの移籍を検討していた。

その頃は、移籍することでさらに欧州で孤立してしまうだろうから、結果的にはあり得ないと思っていた。

 

ところが最近、ロシアサッカー連合は次の理事会で「AFCへの移籍を検討する」という具体的な話が出てきた。いよいよ本格的に実行に移すようである。

 

 

もちろん、そのためにはAFCの承認が必要となるのでハードルは高いと思う。

ただ、心配なのは、アジア連盟には親ロシアの大国が加盟していること。そうなった場合、AFCはどんな結論を出すであろうか。まず反ロ、反中の国は反対だろうね、というか、倫理的にもこの状況下(ウクライナ侵攻)では認めちゃいかんでしょ(汗)

 

絶対にロシアがAFC移籍とならないでほしい。

移籍を認めるということは、AFC主催大会へのロシアの参加を認めるということになる。そうなればUEFAとの関係も悪くなるであろうし、AFC内部でもいろいろとめんどくさいことが起こると思う。

 

過去にも、他地域からAFCへ移ってきた例としてはオーストラリアがある(今回のワールドカップではアジア予選の上位となり出場している)。それはオセアニア地区よりアジア地区の方が出場枠が多いためであった。まあ、都合の良い理由であるが(汗)

 

ただ、今回のロシアの移籍理由は政治的なものも絡んだ別次元のものである。日本だけは毅然とした対応をしてほしい。