ラバーを選ぶ目安としては、ほとんどの人がメーカー公表の「重量」と「性能」の値を参考にすると思う。自分もそこを一番気にしている。しかしながら、メーカーごとに性能数値や重量の誤差の表現が違ったりしている。これでは他メーカーのラバーとの比較をしにくい。
一番良いのは、メーカー関係なく全てのラバーを揃えた比較表である。そういうものがあれば助かる。自分もいろいろとラバーを検証してはいるが、予算や優先する性能に合致したラバーしか検証をしていない。
そこで、いろいろと調べてみたら、唐橋卓球さんというところが「ラバーの重さ表」と「ラバーの性能表」というものをブログやツイッターにアップしていた。これがとても参考になる代物であった。
重量表
表の重量はカット前の真四角の状態の重量である。
ただこれ、カット前のラバーサイズが若干違う場合もあるし、個体差もあるので、あくまでも参考値として見ておいたほうが良いと思う。
09Cはカット前重量が74gとなっている。バタフライのレギュラーサイズのブレードにカットをして50g前後なので、カット後の余ったラバー重量は24gとなる。自分の感覚では、カット後の余りラバーはカット前ラバーの30~32%と思っている。なので、カット後重量はカット前重量の68~70%と予測を立てている。そこも考慮すると、まずまず妥当な数値であるね。素晴らしい表ですわ。
性能表
いやあ、これも素晴らしい表である。
とても参考になるし、自分の使ったラバーも感覚的にこの表に近いと思う。
スピードやスピンの数値はないが、数値自体が意味のないものと思う。自分が今使っているラバーがどこに配置されているか確認出来れば、あとは他のラバーとの比較すればよいので、これで十分と思う。というか、十分以上の表である。
09Cはディグニクスの中で一番スピンが優れているが、スピードは一番劣っている(笑)。これも妥当である。逆に、D64は09Cとは極端な逆パターンである。他のラバーについては「?」と感じるものもあるが、ほぼほぼ妥当な性能表になっていると思う。
こういう性能表を作るのって難しいんだよねぇ。
検証するラバーがどんどん増えていくと、前に使ったラバーたちとのバランスがまずくなることもある。そういう時は、前に使ったラバーの位置を微妙にずらすことがある(汗)。そういうことを考えると、よくできた表であるなと感じる。
で、今度検証予定のV22ダブルエキストラであるが、右端の赤色の丸がV22である。
スピンはオメガⅦチャイナ陰と同程度で09Cより優れている。
スピードはジキハイと同程度、ラクザZエクストラハードやラザンターV48や47と同程度かほんの少し落ちるかといったレベルである。
ということは…
09Cよりスピンとスピードとも優れているということ?
スピンが09C以上というのが気になる。
あとは打球感が自分の好みに合うかだね。
これは期待値上がりまくりっすわ(*′艸`)