高校サッカー選手権の決勝が熱かった |  teruの日々雑感 ~そして~

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昨日は高校サッカー選手権の決勝があった。

 

 

いつもは地元高校が敗退すると、それ以降はテレビ観戦しないのだが、昨日は何故か見ていた。

 

山梨学院 VS 青森山田高校

 

青森山田高校は三年連続決勝進出で、今回優勝すれば三年間で二回優勝となり、青森山田の時代が確立する大事な決勝であった。

 

しかし、結果は惜しくも準優勝であった。それでも三年連続の決勝進出はすごいことである。

岩手ももう少し頑張ってほしいな。2007年の盛岡商業の優勝が懐かしい(汗)

山梨学院の選手の皆さん、おめでとうございます。

 

両チームの注目選手

山梨学院の熊倉選手と青森山田の安斎選手

この二人は中学時代に「FC東京U-15深川」というユースチームでチームメイトだったようである。

それが今は山梨と青森の高校から出て、決勝で対戦するのだから、高校サッカーって面白いよね。試合では、認め合うライバルとして闘志むき出し、そして、相手を労わる場面もあった。

 

安斎選手はPK戦でPKを止められた。その悔いによりPK直後から大会終了まで大泣きしていたけど、PK戦までこれたのは安斎選手の得点があったからこそ。だから胸を張っていいよ。今は涙が枯れるまで泣いて、その悔しさを次の機会に晴らせばいい。

 

山梨学院の長谷川監督が話していた言葉として、アナウンサーが紹介した名言があった。

「戦法はこちらの攻撃のことであり、戦略は相手の攻撃をつぶすことである」(この通りだったか記憶があいまい(汗))

なるほどなぁと思った。戦略って、目標を果たすための論理だてられた計画であるが、それは相手の戦法を理解し、いかに相手の戦法を封じ込め、自分たちの戦法に有利な展開にもっていくかなのである。それは普通に卓球の試合にも言えることであり、。全ての戦いに言えることである。この言葉は初めて聞いた言葉であり、とても新鮮な響きがあった。

 

あと、両チームともロングスローが得意な選手がおり、大会期間中はロングスローが得点の起点になることも多かった。この二校だけでなく、高校サッカー全体によく見られた傾向であった。

このロングスローには賛否両論あるのだが、自分的には一つの戦法として普通にあって良いものであると思う。プロの世界には少ないが、そこはロングスローのメリットとデメリットをプロの世界で推し量った結果であろうし、より効果的で確率の高い高校サッカー以上の攻撃パターンがあるからであろう。

 

久しぶりに見た決勝は、時代の変化を知るとても良いものであった。

それは選手の肉体(マッスル)の違いにも表れていた。恐ろしく鍛えられている選手が多いね。